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GセブンHD Research Memo(1):連結経常利益130億円を目指す新中期経営計画を発表

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■要約

G-7ホールディングス<7508>は、「業務スーパー」「オートバックス」のフランチャイジーとして国内最多の店舗数を運営する子会社を有する持株会社である。業務スーパー事業、車関連事業、精肉事業を主力事業とし、M&Aを推進しながら業容を拡大している。

1. 2026年3月期の業績概要
2026年3月期の連結業績は、売上高で前期比8.4%増の232,199百万円、経常利益で同3.5%増の7,727百万円となった。主力3事業を中心に既存店売上高が堅調に推移したこと、前期及び2026年3月期に実施したM&A※の効果により約90億円の増収要因となった。利益面では、人件費や減価償却費、のれん償却額の増加があったものの、増収効果で吸収し3期連続の増益となった。「業務スーパー」「お肉のてらばやし」を中心に24店舗を新規出店し、不採算店舗11店舗を退店したことにより、グループ店舗数は前期末比13店舗増の653店舗となった。

※ 2024年7月に「業務スーパー」を運営する(株)ボン・サンテ(2025年4月に(株)G-7スーパーマートに吸収合併)、同年10月に自動車販売、鈑金・塗装等を行う新和自動車(株)(現 (株)G-7・シンワ・モビリティサービス)、2025年1月に時計・ペット用品のEC販売等を行う(株)新流(現 (株)G-7新流)、同年10月に牛タンの加工・卸販売を行う(株)ミートプランニング(現 (株)G-7ミートプランニング)を子会社化した。

2. 2027年3月期業績見通し
2027年3月期業績は売上高で前期比7.7%増の250,000百万円、経常利益で同16.5%増の9,000百万円と5期ぶりに過去最高業績を更新する見通しであり、すべてのグループ会社で増収増益を目指す。なお、経営の効率化を目的に、ミニスーパー事業を展開していた(株)G-7リコス・ストアズは、2026年7月をもって(株)G7ジャパンフードサービスが吸収合併する。また、ワークマン<7564>とFC契約を締結する予定で、作業服を扱わない業態の「Workman Colors」を出店するなど新業態展開も発表した。2027年3月期の新規出店計画は「業務スーパー」「お肉のてらばやし」を中心に32店舗を計画している。

3. 新中期経営計画
同社は、2027年3月期からスタートする5ヶ年の新中期経営計画を発表した。投資効率の高い新規出店とM&Aの推進によって事業規模を拡大するとともに、業務フローの革新とDX推進により生産性向上を図り、持続的な成長を目指す。最終年度となる2031年3月期の業績目標は売上高3,500億円、経常利益130億円を掲げた(年平均成長率は売上高8.6%、経常利益11.0%)。新規出店の拡大と既存店の収益力強化により、主力3事業を中心に業績拡大を図る。また、新規事業や新業態の開発、M&Aによる約135億円の投資を見込む。グループ全体の店舗数は2026年3月期末の653店舗から874店舗と約1.3倍を目指す。

4. 株主還元方針
株主還元については従来、連結配当性向30%以上を目安に累進配当(40円以上)を行ってきたが、2027年3月期より連結配当性向50%を目安に累進配当(70円以上)を行う方針とした。2026年3月期の1株当たり配当金は創業50周年の記念配当30.0円を加えて70.0円(配当性向64.2%)とし、2027年3月期も同額の70.0円(同52.8%)を予定している。

■Key Points
・2026年3月期はコスト増を増収効果で吸収し、3期連続の経常増益に
・2031年3月期に連結経常利益130億円を目指す新中期経営計画を発表
・2027年3月期業績は5期ぶりに過去最高益更新へ
・連結配当性向50%を目安に累進配当(70円以上)を継続方針

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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