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夏枯れ相場と円高転換への警戒感[FXアノマリー徹底解説シリーズ]

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7月の選挙イベントを終え、いよいよマーケットは8月相場へと突入します。市場参加者が減少する夏季休暇期間にあたるこの時期、いわゆる「夏枯れ相場」が本格化するかが注目されます。

円高に振れやすい8月の傾向

8月は統計的に「円高・ドル安」になりやすい月とされています。特に、7月に「円安・ドル高」の動きが強かった年ほど、翌月の反動で円高に転じる傾向が顕著です。過去24年のデータでは、およそ60%の確率で円高方向に推移しており、一定の季節性が見られます。

すでに8月1日(金)の米雇用統計のサプライズを受けて、米ドル/円は150.60から147.30(3日の終値)と3円以上暴落。円高・ドル安へ転じる可能性が出てきただけに、今週は要注目です。

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夏季休暇による流動性低下とボラティリティの変化

日本市場におけるお盆休暇前後は、市場参加者の減少により薄商い状態となり、相場の急変に対する耐性が弱くなる傾向があります。

また、8月前半は値動きが小さい一方で、中旬以降にはボラティリティが再び高まる傾向も観測されており、相場の変動リスクが後半にかけて増す可能性があります。

注目イベント:ジャクソンホール会議の開催

毎年8月後半に開催される経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」は、世界の金融政策関係者が集まる重要イベントです。2025年は8月21日(木)〜23日(土)の開催が予定されています。

本年のテーマは「転換期の労働市場:人口動態、生産性、マクロ経済政策(Labor Markets in Transition: Demographics, Productivity, and Macroeconomic Policy.)」。詳細な内容は未発表ながら、パウエルFRB議長の講演が為替・株式市場に大きな影響を与える可能性があると見られます。

8月に起きた歴史的イベント一覧

8月は相場にとって節目となる出来事が集中する時期でもあります。以下は過去に発生した代表的な「◯◯ショック」です。

  • 2015年:中国経済失速による「チャイナショック」
  • 2018年:トルコリラ急落をきっかけとした「トルコショック」
  • 2019年:米中貿易戦争の激化
  • 2021年:自動車業界に影響した「トヨタショック」
  • 2022年:ドル円が130円から139円へと急騰した円安局面
  • 2024年:「ジャパニーズ・ブラックマンデー」と呼ばれた急落相場

今年も不意のマーケットインパクトが発生する可能性があるため、油断は禁物です。

【統計データ】過去14年間の8月の為替変動(米ドル/円、ユーロ/米ドル)

米ドル/円(USD/JPY)

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過去14年間の8月における平均変動幅は約456.271pipsとなっており、米ドル/円相場は依然として高いボラティリティを維持しています。一時的に値動きが落ち着く場面があるものの、短期間で急変するリスクが高い通貨ペアである点は変わりません。

ユーロ/米ドル(EUR/USD)

gaikokukawase-20250801-2

同期間のユーロ/米ドルの平均変動幅はおおよそ400pips。現在の市場環境では適度な値動きが維持されており、過度な警戒感は不要ですが、トレンド転換には備えておくべきです。

【注目通貨】8月の豪ドル/円は弱含みか

もう一つ注目されるのが、豪ドル/円におけるアノマリーです。

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22年分のデータを集計した結果、8月は60〜70%の確率で月足で陰線を形成しており、同じオセアニア通貨であるNZドルよりも下落傾向が強いことが示されています。はたして今年も陰線になるのか? 豪ドル/円にも注目してみてください。

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