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フィジカルAI関連への物色に広がり

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 1日の日本株市場は、引き続き半導体やAI関連株のリバウンドが意識されるなかで、買い一巡後の底堅さを見極めながらの相場展開になりそうだ。6月30日の米国市場はNYダウが136ドル高、ナスダックは393ポイント高だった。米国とイランによる協議を控え、中東情勢の安定化への期待が高まった。また、雇用関連指標が良好な内容だったことも安心感につながった。半導体やAI関連株には改めて成長期待からの買いが入り、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は4%近く上昇した。シカゴ日経225先物は大阪比1110円高の71250円。円相場は1ドル=162円60銭台で推移。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始直後に69810円まで軟化する場面もみられたが、米国市場の取引開始後に上へのバイアスが強まり、終盤にかけて71390円まで上げ幅を広げていた。前日の日経平均株価は後場中盤に70667円まで上昇する場面もみられたが、その後はボリンジャーバンドの+1σ(70520円)水準に上値を抑えられる形だった。本日は半導体やAI関連株を中心に上昇が見込まれるなか、同バンドを上抜けてくるかが注目される。

 引き続き、キオクシアHD<285A>や東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>などに資金が向かいやすいだろう。また、経産省は、国産AI開発を目指す「ノエトラ」と同省所管の産業技術総合研究所に対し、3873億円を支援すると報じられている。ノエトラはソフトバンクなどが設立した新会社で、資金はフィジカルAIの基盤となる国産モデルの研究開発に充てると伝えられている。足もとで75日線水準まで調整をみせているソフトバンクGの同線からのリバウンドが期待されそうなほか、フィジカルAI関連として、ファナック<6954>や安川電機<6506>などへの物色に広がりがみられるようだと、投資家心理を明るくさせる可能性があるだろう。

 日経平均株価は+1σを明確に突破してくると、+2σ(73060円)とのレンジが意識されてきそうだ。もっとも、キオクシアHDなど半導体やAI関連株への物色が中心になると考えられ、全体としてはこう着感が強まりそうである。また、半導体株が軟化する局面では先物主導で下へのバイアスが強まる可能性も考えられ、値がさハイテク株にらみの相場展開になりそうだ。
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