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TrueData Research Memo(5):2029年3月期に売上30億円以上、営業利益3~4億円を目指す(2)

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■True Data<4416>の中期成長戦略

(3) 財務目標と行動計画
2029年3月期の財務目標については、売上高30億円以上、営業利益3〜4億円、営業利益率10%以上とした。2026年3月期比で売上高は約1.6倍の成長を計画しており、イーグルアイやショッピングスキャン等コア事業で4.7億円、AIソリューションで4.5億円、リテールメディアで1.5億円、その他で1億円の拡大を目指す。なお、営業利益については、既存大型案件の伸びしろが見通しにくいためレンジで開示した。また、2026年3月期に開始したCVC事業については、将来の協業を見据えた直接出資や外部ベンチャーキャピタルファンドへのLP出資等を対象とした、10億円強のM&A投資枠を設けており、その結果を財務目標に織り込んでいないことから業績上振れ要因として期待される。なお、今中期経営計画期間中の利益剰余金のプラス転換を実現して株主還元を開始する方針で、企業成長を維持しながら株主の期待に応える。

行動計画として、同社は少人数体制の下で収益を最大化できる事業モデルを具体化すべく、売上高創出に寄与する事業サイドと、利益向上につながる組織サイドの2側面で実行施策を定めた。1年目は、事業サイドの実行施策として、知見や技術の汎用化によるアップセル・クロスセルソリューション創出に注力するとともに、パートナーとの提携を活用した横展開を進め、収益を複層化する。組織サイドの実行施策としては、社内カンパニー制により役割と成果の明確化を進めるとともに、営業等のプロセス定型化や再現性あるオペレーションの再設計を行う。2年目は、事業サイドでは、AIソリューションの開発と横展開により収益の複層化をさらに進め、リテールメディアネットワーク領域の活動を本格化する。組織サイドでは、アップセルやクロスセルの営業パターンを創出して型化と横展開を進め、パイプライン、トライアル、その他運用ルールを見直し、営業管理を徹底する。最終年度となる2029年3月期は、事業サイドでリテールメディアにて業態×チャネル横断的なインサイトを提供するほか、M&Aによるシナジーで収益拡大を図る。なお、M&Aについては、AIソリューションの進化やソリューション販路拡大に貢献する企業を念頭に、常に機会をねらっている。組織サイドでは、自発的な事業開発やプロジェクトリードを実現する人材・組織へ昇華すべく、報酬設計見直しを含むエンゲージメント強化を図る。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬 智一)

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