14日の日経平均は反発。500.77円高の67743.50円(出来高概算24億株)で取引を終えた。前日の米国市場で原油市況が上昇したほか、米ハイテク株安もあり、東京市場も半導体・AI関連株中心に売りが続き、日経平均は続落スタート。ただ、続落して始まった韓国総合株価指数(KOSPI)がプラスに転じると、日経平均も切り返し前場中頃には67521.10円まで上昇する場面があった。しかし、KOSPIが荒い値動きとなるなかで、日経平均も連れ安に。後場に入るとSKハイニックスが再度切り返し、KOSPIも復調したため、日経平均も後場終盤に向け買い戻しの動きが続き、一時67800.18円まで上値を伸ばした。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、鉱業、海運、化学、サービスなど30業種が上昇。一方、非鉄金属、機械、ガラス土石の3業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、キオクシアHD<285A>、リクルートHD<6098>などが買われた半面、ファーストリテ<9983>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、ファナック<6954>が軟調だった。
前日の米国市場では、原油高を背景にインフレ懸念や長期金利の上昇圧力が強まることが警戒され、主要株価指数は下落。なかでもSOX指数は4%を超える下落となった。東京市場もテック株中心に売られ、日経平均の下げ幅は一時900円を超えた。このところ日経平均と連動性を強めるKOSPIの値動きに振らされ、日経平均も値動きの荒い展開が続いていたものの、後場終盤に向けてKOSPIが再び上昇に転じたため、日経平均にも買い戻しの動きが強まり、日経平均の上げ幅は一時550円を超えた。
半導体・AI関連株はまちまちの動きとなっている他、同主力銘柄以外への物色も旺盛であり、市場も徐々に揺さぶられ耐性がついてきている印象もある。ただ、中東情勢の先行き不透明感、原油市況など、再び不透明感が台頭しつつあり、目先は不安定な値動きが続くだろう。15日に予定されているオランダの半導体製造装置大手ASMLの2026年4-6月期決算で、受注高や設備投資動向などの内容確認と、それを受けた半導体関連株の動きを注意したいところだ。
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