早稲田アカデミー<4718>は31日、2027年3月期第1四半期(26年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.9%増の77.19億円、営業損失が0.89億円(前年同期は3.26億円の損失)、経常損失が0.63億円(同3.14億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.28億円(同2.77億円の損失)となった。
同社グループは「本気でやる子を育てる」という教育理念のもと、成績向上と志望校合格という進学塾としての「本来価値」と、子どもたちが受験勉強を通じてその後の豊かな人生を送る礎となる姿勢と能力を身につける独自の「本質価値(ワセ価値)」を両輪に、質の高い教育サービスの提供に努めてきた。こうした取組みの成果として、今春、中学・高校・大学入試の全てにおいて最難関・難関校への合格実績を大躍進させることができ、当第1四半期においては、前年同期を上回る問い合わせ件数へと繋がった。また、昨年、創立50周年を迎えた同社は、次なる50年の第一歩目となる中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)を策定し、2026年5月に公表した。本計画では、長期ビジョンを「日本一の民間教育企業」と定め、まずは名実ともに「日本一の学習塾」を目指すべく、これまでの基本戦略である「合格実績戦略」を基軸に着実に成長ステップを踏んでいくとともに、更なる飛躍に向けた戦略投資を進めていくとしている。
当第1四半期における期中平均塾生数は、小学部30,848人(前年同期比5.6%増)、中学部17,131人(同2.4%増)、高校部3,245人(同14.8%増)、その他175人(同26.8%増)と全学部で前年同期を上回り、全体では51,399人(同5.1%増)と伸長した。
なお、同社グループでは、通常授業のほか、春・夏・冬の講習会、夏期合宿(夏期集中特訓)、正月特訓等を実施しているが、第1四半期においては通常授業が中心であることに加え、塾生数が期首から月を追うごとに増加し1月にピークを迎える傾向にあることから、売上高は他の四半期と比べて少なくなる傾向がある。一方、地代家賃・人件費等の固定的費用は期首から発生するため、例年、第1四半期は損失計上となっている。
2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.6%増の405.20億円、営業利益が同7.0%増の42.39億円、経常利益が同7.7%増の42.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.7%増の27.52億円とする期初計画を据え置いている。
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