14日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円60銭へ下落後、159円40銭まで上昇し、159円33銭で引けた。米商務省が発表した7月小売売上高は予想外に昨年10月来の減少に落ち込んだほか、8月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回ったため、早期の利上げ観測が一段と後退し、ドル売りに拍車がかかった。その後、ホルムズ海峡を巡る供給混乱持続で原油価格や長期金利上昇に連れドルの買戻しが優勢となった。
本日8月17日の米ドル・円は伸び悩みか。1ドル=160円に接近するほど為替介入への警戒が高まりやすく、ドルの上値は重くなりそうだ。一方、日本の財政悪化懸念による円売り圧力に加え、中東情勢の先行き不透明感や根強い米インフレ圧力も意識され、ドル安円高が一方的に進む展開も想定しにくい。今週は米FOMC議事要旨や英の消費者物価指数、英雇用統計の発表を控えており、これらの結果次第で相場が振れやすい地合いが続きそうだ。
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