金曜日の27日午前5時49分ごろ、茨城県沖を震源とするマグニチュード(M)4.9(深さ40km)最大震度3の地震が発生した。早朝の突然の揺れに驚いた人も多かったに違いない。

気象庁HPより
東北地方では、8月22日にも福島沖を震源とするM5.2(深さ60km)、最大震度4の地震が発生したばかりだった。
そんな東北沖にM6.0±0.5の地震が1ヶ月以内に発生する可能性が高いと発信した地震予測の関連団体がある。メルマガ『週刊MEGA地震予測』の発行者であり、地震予測の権威として知られる村井俊治東大名誉教授が取締役会長をつとめる「JESEA 地震科学探査機構」だ。
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『週刊MEGA地震予測』は8月27日配信の号外で、9月28日までに東北地方から北海道の太平洋岸の陸域または海域でM6.0±0.5の地震が発生すると警告した。
『週刊MEGA地震予測』によると、「数週間にわたり多くのデータに異常変動が見られる」地域として「東北地方」「東海地方」を挙げ、同地域の異常については今後も詳しく分析していくとしている。どれほどの切迫度なのか、想定される震源や規模はどれくらいなのか、今後の配信を待ちたい。
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備えあれば憂いなし
気象庁などの公的機関の情報を参考にするのはもちろん、地震の予知に関する研究を続けている機関の発行するメールマガジンを購読することも、防災に繋がる準備の一つではないだろうか。避難経路の確認、防災グッズの準備、そして地震メルマガの購読などで事前に情報を得ておくことは、来るべき巨大地震への備えになるだろう。今一度、改めて身の回りの「防災準備」をチェックしてみることをオススメしたい。
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