【震度5弱】富士五湖に続き和歌山でも地震発生。現実味を帯びてきた南海トラフと富士山噴火、首都直下地震

2021.12.03
by gyouza(まぐまぐ編集部)
 

現に、最近になって三浦半島周辺の「異臭」騒ぎが再発し、近いうちの巨大地震発生が懸念されている。

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以前もお伝えした通り、この横須賀周辺の異臭やガス発生は、かの関東大震災の直後におこなわれた海洋調査で確認されている。すでに大正時代から三浦半島周辺では「ガス噴出」が起きていたのだ。

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これを偶然と見るか、前兆と見るかは人それぞれだろう。しかし、日本の地下では常に地殻変動が起きており、今朝のような震度5前後の地震が日本列島を襲うことは間違いないのだ。

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今回は山梨県の内陸部、および和歌山県沿岸部での地震発生だったが、これが八丈島や鳥島沖などの太平洋沖で発生した巨大地震だった場合、揺れよりも怖いのが「大津波の発生」だ。実際に、東日本大震災では、揺れによる死者よりも、津波で多くの犠牲者を出してしまった。この地震の規模が大きければ大きいほど、津波が発生する範囲も広がる。横浜や横須賀での異臭騒ぎも「巨大地震発生の前兆」と言われて久しい昨今、地震情報には常に注意する必要がありそうだ。

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