フェイクニュースに救いを求める人々
しかも、驚くべきことに、「Qアノン」ら過激派集団の間では「トランプ氏とバイデン氏は肉体が入れ替わっている」との珍説がまことしやかに信じられているらしい。
言うまでもなく、こうしたウワサのようなネット情報は全く根拠のないものである。
ところが、先の大統領選挙で7,400万人もがトランプ氏に投票しており、熱烈なトランプ支持者であればあるほど、こうした夢物語のような根拠のない情報を受け入れてしまう。
フェイクニュースと言っても良いのだが、「トランプ教」の信者にとっては「バイデンの体内に移り住んだトランプが本来の姿に戻る。その日が3月4日である」という妄想のような話が真実として受け止められているから恐ろしい。
経済的苦境に陥った白人至上主義や極右の暴力至上主義者にとって、民主党支持者や政治的エリート集団は自分たちを食い物にする悪魔と見なされているわけだろう。
ぶっちゃけ、彼らにとっては、トランプ氏は「メシア、即ち救世主」に他ならない。
首都ワシントンのトランプ・インターナショナル・ホテルの3月4日の料金は通常の3倍に値上がりしているが、すでに予約で満室という。
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※本記事は有料メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』2021年2月26日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読ください。
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『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』（2021年2月26日号）より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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