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なぜ韓国は「うつ病」ワースト1位に落ちたのか。国民の36.8%が苦悩、反日激化の一因に?=勝又壽良

宗族社会で孤立する個人

その典型的な事例をあげたい。

昨年、ソウル市長のセクハラ事件が起り、検察が捜査に動き出したことを察知した市長が自殺するという痛ましい事件が起った。この市長は、与党「共に民主党」所属であり、文大統領とは友人関係でもあった。

自殺で、大きな社会問題になったが、与党代表と文大統領は被害者に対しての「労りの言葉」がないどころか、ソウル市長を被害者扱いする言動を見せたのである。

この倒錯した対応は、ソウル市長が与党陣営の人物であるから擁護した結果である。何よりも長年、セクハラで悩まされてきた被害者本人への謝罪がなく、事件の告発を恨むような言動すらする与党議員が現れたのである。これが、「公平・公正・倫理」を訴えてきた与党の姿かという批判を浴びた。

実は、韓国が今なお宗族制社会の遺物を抱えている姿を赤裸々に表わした事件である。

集団的なうつ病患者発症

韓国は、表面的にさも道徳社会のような振りをして宣伝しているが、内面を見れば「人間に優しくない」社会であることは間違いない。

具体的には、韓国の「うつ病」患者数がOECD(経済協力開発機構)でワーストワンを記録していたことで分かった。2020年のデータに基づく。

<新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降、世界各国のうつ病有病率>

1位:韓国     36.8%
2位:スウェーデン 30.0%
3位:メキシコ   27.6%
3位:豪州     27.6%
5位:米国     23.5%
6位:ギリシャ   22.8%
7位:オーストリア 21.0%
8位:ベルギー   20.0%
9位:フランス   19.9%
10位:英国     19.2%
11位:スペイン   18.7%
12位:イタリア   17.3%
12位:日本     17.3%
13位:チェコ    11.8%
14位:カナダ    10.0%
出典:『朝鮮日報』(6月3日付)

上記データは、大韓神経科学会によって発表された。韓国におけるうつ病の有病率が、世界最高にもかかわらず、治療へのアプローチは最も低いレベルだという点を指摘している。

これは、2002年3月の政府規制により、医師全体の96%に該当する非精神科医師たちが突然、うつ病の治療ができなくなった結果と説明している。いずれにしても、韓国のうつ病発症率が世界でズバ抜けて高いのはなぜか?という疑問に突き当たる。

Next: 韓国社会は「うつ病」の巣窟?生活面のストレスが元凶か

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