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【今週のドル円展望】流れは変わるか?111円台に乗せる可能性~今週の各通貨ペアチャート分析=川口一晃

今週の米ドル/円は上値の重たい展開か。下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性も残っている。注目日は7月29日前後になりそうだ――正五角形の黄金比率で相場を読み解く「ペンタゴンチャート」の第一人者・川口一晃氏による最新の各通貨ペア分析をお届けします。(☆ペンタゴンチャート分析<為替編>

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※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2021年7月25日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。本稿で割愛したビットコインの展望もすぐ読めます。

ペンタゴンチャートの見方
(1)ローソク足(値段)は各辺に沿って動いたり、各点に引き寄せられる
(2)各点が変化日になる
(3)各点に引き寄せられたもののその点に到達できなかった場合には反転する
(4)中心点の上方を通過すれば次のペンタゴンは上方か真横、下方を通過すれば真横か下方に付く
(5)時間の逆行は起きてはいけないこととされている

米ドル/円 下げ止まったのか

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<直近のポイント>

ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるA点を通過した直後より値を下げてきたドル円だが、B点が位置する時間帯に下ヒゲの長いローソク足を示現し下げ止まる気配を見せている。

ここではBCラインに注目したい。右肩上がりのBCラインに沿った推移をすることで、下げ止まりから反発が続くのか否かがポイントになるからだ。

現在は上値の重たい展開が続いている。上述したように、ペンタゴンのど真ん中の時間帯より下落が続いている。右肩下がりのABラインに沿って推移しているからだ。この場合、BCラインを割り込み、108円台を試すことが考えることができる。

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性も残っている。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。しかも、下ヒゲの長いローソク足が出現している。そして、右肩上がりのBCラインに沿って推移しているからだ。この場合、111円台に乗せていくことが期待出来よう。

なお、買いポジションへの転換価格は終値で110円50銭を超えることである。

<注目日>

・7月29日前後

A点水準:約110円50銭
B点水準:約108円75銭
C点水準:約113円25銭
D点水準:約106円

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※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2021年7月25日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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image by:mojo cp / Shutterstock.com

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