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夢もビジョンもない人ほど億万長者を目指すべき理由。お金と時間が「本当にやりたいこと」を見つけてくれる=午堂登紀雄

やりたいことが何もないなら、とりあえず億万長者を目指せ

これは私自身の実体験で納得していることですが、やりたいことがないなら、とりあえず億万長者か経済的自由を目指してはどうか、と提案したいと思います。

なぜなら、お金があればいろんなことが解決するからです。ヒマになれば、本当にやりたいことが見つかるからです。

たとえば「十分なお金があれば、まずは会社を辞める」という人も少なくないと思いますが、会社を辞めれば生活費を稼ぐための仕事をする必要がなくなり、時間も十分にあります。何をしてもしなくても自由という状態になって初めて、自分が何をしたいかがわかることもあるからです。

私が不動産投資を始めたのも、ちょうどそういうタイミングでした。外資コンサルファームに勤務して約3年、それまではがむしゃらにプロジェクトをこなしていましたが、「提言だけ」という仕事に情熱を持てなくなりつつありました。

やはり自分で何かをしたい。「起業したい」という気持ちが大きくなってきたものの、何をやりたいかはわからない。

車が好きだったので、車の改造・チューニングビジネスはどうかなと思ったこともありますが、自分にはそんな技術はない。一から学ぶには時間もお金もかかる。それが面倒だと思うということは、そこまで思い入れはないんだろう。そういう気持ちだと、きっと頓挫するだろうな…。

などと悶々としていた頃、書店で目にした「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」(ロバート・キヨサキ著)という本を手にし、「経済的自由」というワードに「これだ!」とピンときました。

「自分は何がしたいか見えないけれど、とにかく経済的自由を手にすれば、何か見つかるかもしれない。コンサルを続ける気力もないし、かといって悶々とするよりも、まずはここを目指そう」というわけです。

投資についていろいろ調べた結果、不動産投資に行きついた

そして、どういう方法があるのかをいろいろ調べてみたところ、消去法で「不動産投資」に行きつきました。

当時はスマホもなかったですし、FXもいまほど普及していなかったから、気軽にトレードはできなかった。会社のPCは監視されていましたから、日中に株の売買などもできない。もちろん副業も禁止。

しかし不動産なら、会社員でもローンを組んで物件を買い、それを賃貸に出すことで家賃収入を得られることがわかった。副業禁止規定にも抵触しない。

ただ、不動産を買うには頭金が数百万円も必要なのもわかった。なのに貯金は約70万円しかない。というのも、自家用車は2台あり、そのうち1台はスポーツカーで、その改造のためにお金をたくさん使っていたからです。

そこで頭金を貯めるため、ゴリゴリの節約生活に入りました。スポーツカーは売却、給料の3分の2は貯蓄に回し、残ったお金で生活する。

たとえば靴下は同じものを10足買って穴が空いても使い回せるとか。飲みに行く頻度を減らし、遊びにも行かず買い物も最小限にして、とにかくお金を貯める日々。

半年後、貯まった400万円を元手に、週末は不動産会社を行脚する。そこから1件、さらに1件と物件を増やしていく。

結果として家賃収入だけで生活できるほどになり、思い切って会社を辞めましたが、結局やりたいことは見つかりませんでした。

Next: 求められた仕事をこなすだけ。「好きな仕事」を探す時間はもったいない

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