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ワイヤレスゲート、2Qは大幅増益 持続可能な収益構造改革によって「稼ぐ力」が定着

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2022年8月10日に行われた、株式会社ワイヤレスゲート2022年12月期第2四半期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。

目次

濵暢宏氏:代表取締役社長CEOの濵でございます。ワイヤレスゲート2022年12月期第2四半期の決算説明をご視聴いただきまして、誠にありがとうございます。

決算説明に基づいて、特に重要なポイントについてご説明させていただきます。目次の2番目の第2四半期連結決算の概要、3番目の2022年度の成長戦略及び取り組み状況、4番目の株主還元についての3つに絞り、ご説明します。

エグゼクティブ・サマリー

はじめに、第2四半期連結決算の概要です。私が代表に就任し、企業変革に着手して1年半ほど経過しました。これまでは概ね予定どおりに推進しています。

まずは利益を出せる会社にして、利益を原資に成長へのアクセルを踏み、売上高と利益をさらに拡大し、株主のみなさまに還元していくことも含め、財務基盤を強固にしていくという変革プロセスは予定どおり推進している状況です。

今期のエグゼクティブサマリーについては、稼ぐ力が定着して大幅な増益となっています。減収となりましたが、成長戦略は堅調で、重要業績評価指標(KPI)は拡大しており、売上拡大基調への基盤構築は順調に推移しています。

ポイントとして3つご説明します。1つ目は、前年度に実施した「原価改善」と「プロダクトミックス」等による持続可能な収益構造改革によって、売上総利益と営業利益は、第1四半期に続いて第2四半期も好調を継続しました。

2つ目は、成長戦略についてです。こちらも計画どおりに堅調に推移しています。新規販路拡大の結果、通信販売代理店との提携は25社を突破しました。また、主力商品「WiMAX」の契約数は、単月純増を常態化できるようになってきました。

3つ目は、原材料価格高騰など経営環境の不確実要素がまだ多いため、今期は大幅増益となりましたが、期初の業績予想は据え置きとしたいと思っています。

第2四半期連結決算 業績概要

第2四半期連結決算の業績概要です。第2四半期の売上高は42億7,700万円、売上総利益は22億3,600万円、営業利益は1億3,100万円、経常利益は7,900万円、親会社株主に帰属する当期純利益は4,800万円となっています。

昨対比では8億8,700万円の減収ではありますが、営業利益は1億9,400万円の大幅な増益となりました。なお、通期予想の達成率においては、売上高は47.5パーセントと底堅く進捗しており、また営業利益は65.8パーセントと好調に推移しています。経常利益以下の利益においては、いずれも100パーセントを超える大変好調な進捗となっています。

第2四半期連結決算 ハイライト

業績の中身として、ハイライトを2つに絞ってご説明します。1つ目として「売上高は想定通りの推移、売上総利益は大幅改善」です。

2022年度の売上高の見通し

こちらのスライドは、2022年度の四半期ごとの売上高の見通しを、販路と商品に分けてご説明するものです。比較のために2021年の四半期ごとの売上高の実績もお示ししています。

2022年度の期初予想でお示しした売上高の推移としては、第1四半期、第2四半期は成長戦略の実行もあるため横ばいで推移し、第3四半期から後半にかけて傾斜を上がっていくような売上予算を掲げていました。

売上高・粗利率の四半期推移

こちらは、当期を含めた過去4年間の四半期ごとの売上高と粗利率の推移です。第2四半期の売上高は21億2,500万円、粗利率は51.8パーセントとなりました。先ほどご説明したとおり、第2四半期は第1四半期と比べて横ばいで推移しています。

また、粗利率に関しては引き続き50パーセントを超える高い進捗となっています。こちらも第1四半期と同様に、プロダクトミックスが順調に進んでいることや、通信キャリアに関する取り組みによる原価削減効果が出ているため、継続して高い粗利率となっています。

第2四半期連結決算 ハイライト

2つ目のポイントとして、「『稼ぐ力』は底上げされ営業利益は好調」についてです。

営業利益・営業利益率の四半期推移

当期を含めた過去4年間の四半期ごとの営業利益と営業利益率の推移をお示ししています。2022年第2四半期単体では、営業利益は6,600万円、営業利益率は3.1パーセントとなりました。

先ほどお話ししたとおり、売上高は底堅く推移している状況ですが、過去3年間と比べても、この第2四半期の営業利益は非常に好調な成果を上げることができました。今後は、第3四半期以降で売上高を拡大していくことによって、さらなる営業利益の積み上げを目指していきたいと考えています。

営業利益の増減要因

2021年第2四半期と2022年第2四半期の営業利益の増減要因をお示ししています。スライド中央の販売促進費からその他の数字については、昨年の戦略的販促投資・先行投資の一巡によってコスト削減効果が効いてきているものです。合わせて1億6,100万円ほどの増益効果がありました。

また、第1四半期から継続している通信キャリア取組連動により、3億9,500万円の販管費増加となりましたが、同時に4億2,600万円の原価削減があったため、相殺すると3,100万円の増益効果となりました。そのようなこともあり、2022年第2四半期の営業利益は大幅な増益となっています。

当社を取り巻く事業機会

2022年度の成長戦略および取り組み状況についてご説明します。当社を取り巻く状況を少し俯瞰して整理したいと思います。

国内のブロードバンド通信市場は全体で2億7,000万回線ほどです。そのうち。当社はこれまでモバイルWi-Fi市場約850万回線の中で「WiMAX」の拡大を狙ってきました。

ホームルーター市場が非常に拡大していることも踏まえ、今後は固定系ブロードバンド市場の約4,000万回線に関しても開拓していきたいと考えています。それにより、全体として5,000万回線を超える市場が広がることになりますので、今後は当社としてもさらなる売上拡大に挑戦していきたいと考えています。

市場規模

市場規模についてです。現在の電気通信事業全体の市場は14.9兆円です。

当社のWi-Fiルーター市場は、モバイルルーターとホームルーターを合わせた市場として、今後はホームルーターが牽引することもあり、2025年には1.1兆円の市場になると予測しています。この市場の中で、当社のターゲットである3,000億円規模のワイヤレスゲートWiMAX市場にしっかりと狙いを定めて、事業活動していきたいと考えています。

売上高の構成要素

当社の売上高は、主力である「WiMAX」の売上高と、その周辺商品の売上高から構成されています。それぞれ月額課金のサブスクリプションサービスとなっているため、売上高は契約数と契約単価から構成されています。

契約数を増やしていくためには、取り扱っていただく販路を増やし、その販路においても1社あたりの契約数を増やしていく必要があります。そのような売上構成をふまえ、当社の事業KPIとして販路数、周辺商品の契約数、「WiMAX」の契約数の3つを重要な指標として掲げています。

事業KPI

事業KPIとして、2022年度はご覧のように提携する代理店数は4社から50社、周辺商品は20.2万人から22.3万人、「WiMAX」契約者数は13.5万人から13.8万人に拡大したいと思います。これにより売上高は90億円、さらにはそれ以上を目指して事業活動を行っていきます。

成長戦略の三本の矢

それぞれのKPIを達成するために、成長戦略の三本の矢によって実行していきます。成長戦略の第一の矢としてホームルーター全国販売網構築による販路数の拡大、第二の矢として販売パートナーとの協業深化による周辺商品契約数の拡大、第三の矢として地域需要を獲得することで「WiMAX」契約数の拡大をそれぞれ目指します。

成長戦略1 ホームルーター全国販売網構築

成長戦略の三本の矢について、一つひとつご説明します。まずは、ホームルーター全国販売網構築です。従来、当社は全国の主要都市にあるヨドバシカメラの店舗と首都圏にある路面店で商品を展開していました。こちらの販路を全国に拡大していきます。

また、販売形態についてもテレマ販売、訪問販売、催事販売など、現在の消費者の消費活動に沿ったきめ細かい販売ができるような体制を構築することで、全国のホームルーターの需要を獲得していく準備をしています。

成長戦略1 新規販路開拓の戦術

当社の営業体制も、これまでは家電量販店や路面店に対しての販売促進活動、いわゆるオンボーディングを重視してきました。しかし、今後は新規の販路について、いわゆるリードを獲得、育成し、アウトサイドセールスを行いオンボーディングしていきます。

新規代理店を獲得できる営業フローを構築し、採用と育成によりこの体制を今年の初旬から実施しており、計画どおりに進捗しています。

成長戦略1 事業KPI①:提携代理店数の進捗

その結果、重要KPIの1つ目である提携代理店数は、2022年度中に50社との提携という目標に対し、現在第3四半期時点で、計画どおり25社との提携が達成できています。

成長戦略2 周辺商品の業績効果

成長戦略の第二の矢として、周辺商品契約数の拡大を目指していきます。そもそも、なぜ周辺商品に注力するのかと言いますと、これまで当社主力の「WiMAX」は、お客さまのリモートライフにおける通信環境の課題解決に向けてご支援してきました。

また、当社で周辺商品と呼んでいる付帯保険や「ウイルスバスター」は、お客さまのリモートライフの不安や不満にお応えすることで貢献してきました。

今後はお客さまのリモートライフをより豊かにする、リッチにする、ウェルビーイングに貢献できる書籍や映像、雑誌・音楽といったさまざまな商品をご案内することで、お客さまのリモートライフをさらに支援していきたいと考えており、今後はさらに商品ラインナップを増やしていこうと考えています。

お客さまには長く当社の商品を利用していただくことや、お客さま1人あたりの契約単価が拡大することで、Life Time Value(顧客生涯価値)を拡大することによって、業績拡大効果も狙っていきたいと考えており、この取り組みを実施しています。

成長戦略2 販売パートナーとの協業深化

では、どのようにして周辺商品を増やしていくかに関しては、成長戦略の1番で先ほどお話しした、代理店との関係をより深めていくことで、結果として周辺商品の契約数を増やす「急がば回れ」の方法を取っていきたいと思っています。

当社から販売代理店に「販売代理店DXシステム」を提供します。それによって、販売代理店の業務における費用の削減や売上の拡大を支援して、まずは販売代理店に増収増益の環境に近づく支援をしたいと考えています。

その結果、当社の提供する周辺商品も、代理店からお客さまにしっかり案内していただくことによって、当社の周辺商品を増やしていきます。そのような取り組みを実施していきたいと思っています。

成長戦略2 販売代理店DXシステムの提供

すでに、現在2社の代理店に当社の「販売代理店DXシステム」を導入いただきました。今後ますます増やしていくことで、まずは周辺商品の契約数を22万3,000人に、さらに2024年には33万8,000人まで増やしていきます。そのようなことを目指して「販売代理店DXシステム」を進化させていきたいと考えています。

成長戦略2 周辺商品契約数(事業KPI②)の進捗

2022年7月時点では、20.6万件の契約数となっています。しっかりと商品ラインナップを増やし代理店に案内することで、今後さらに周辺商品の拡大を加速していきたいと考えています。

成長戦略3 地域需要の獲得

成長戦略の3つ目は、地域需要の獲得です。現在、当社は地方自治体と新しいサービスである「地方DXプラットフォーム」の実証実験をしています。さまざまな自治体とのネットワークが拡大している中で、地方にはさまざまな通信需要、Wi-Fi需要があることが見えてきました。

これを地域の販売代理店にしっかりフィードバックすることで、地域にあるWiMAXの需要を獲得していきたいと考えています。通常の営業活動と並行して地域での営業活動も行うことで、WiMAXの契約の上乗せを図っていきたいと考えています。

WiMAX 契約数(事業KPI③)の進捗

このような取り組みを進めることで、KPIの3番目であるWiMAXの契約数については、3月、4月が単月純増になりました。5月はいったん単月純減となりましたが、6月、7月は再び単月純増となっています。

長らく、主力商品WiMAXの単月純減が続いていましたが、今年に入って単月純増が常態化してきました。今期後半は右肩上がりのカーブを作っていくことで、しっかりとした売上拡大を図っていきたいと考えています。

サブスクリプション契約数の進捗

当社のサブスクリプション契約数全体の四半期ごとの実績です。周辺商品、WiMAXのいずれも伸びていますので、緩やかではありますが確実に増えている状況です。

株主還元に対する考え方

最後に、株主還元の考え方についてです。当社は、株主のみなさまに対して利益還元していくことを重要な経営課題と認識しています。2017年の第14期を最後に、期末配当を実施できていません。そのことは、非常に重要な経営課題と認識しています。

一方で、株主のみなさまに対して利益を還元、分配をしていくための原資を確保することが必要であり、そのためには、業績改善を最優先することが株主のみなさまの利益に資すると考えています。

現在は成長戦略を実施することによって、利益を稼げる会社になりつつありますので、売上を増やすことでさらに財務基盤を強くし、しっかりと株主のみなさまに対して分配できる会社にしていきたいと考えています。

現時点では株主のみなさまに対して、還元は重要な経営課題と認識していることをお伝えしたいと考えており、そのために経営・社員一同、一丸となって業績改善に努めていることをご説明したいと思います。

以上、2022年12月期第2四半期の決算説明をさせていただきました。

濵氏からのご挨拶

第3四半期以降も、社員一丸となって成長戦略を実施して業績を改善し、企業価値を上げ、株主のみなさまのご期待にお応えしていきたいと考えています。引き続きご支援をいただければ幸いでございます。私からのご説明は以上です。ご清聴ありがとうございました。

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