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「やっときゃ良かった…」50代が後悔していること1位は?シニア1万人にインタビュー=川畑明美

定年後の暮らしの夢といえば、夫婦で旅行三昧、趣味に生きる、学び直しといったところでしょうか?でも、そんな時間つぶしのための生活は3日で飽きます。夢を見るより現実の人生設計とお金の計画を立てましょう。(『教育貧困にならないために』川畑明美)

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プロフィール:川畑明美(かわばた あけみ)
ファイナンシャルプランナー。2人の子どもと夫婦の4人暮らし。子育てをしながらフルタイムで働く傍ら、投資信託の積立投資で2,000万円の資産を構築。2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。雑誌を中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチング・サービスを展開している。

定年後にどう過ごしたいですか?

あなたは「定年後」どう過ごしたいですか?

・地域デビュー(都会を離れて地域で活躍する)
・夫婦で旅行三昧
・趣味に生きる
・学び直し

上記のようなことを上げる方は多いと思います。

ですが、どの項目も時間つぶしが主な目的になってしまうと、うまくいかないことが多いようです。

「ボランティアサークルにいくつか入ってみたものの、人間関係がうっとうしくて、どれもイヤになってしまった」という声もあるのです。

そもそも、人とのコミュニケーションや付き合いが嫌いだったり、苦手だったりする人は、難しいのです。

「夫婦で旅行三昧」にしても、そう思っていたのは自分だけで、パートナーは友達との方がよっぽど楽しいといわれてしまったり。

「学び直しに励む」とか「趣味を究める」というのも、暇つぶしを目的に始めても充実感は得られない、または、人生の柱にはなりえなかったという方も少なくありません。

夢の老後は3日で飽きる

私は生涯、現役で働きたいと考えています。

もちろん仕事はゆっくりなペースにするかもしれませんが、70代でも80代でも働きたいと思っています。

なぜなら、働くことが生きがいだからです。

趣味というのは、忙しい時間の中、息抜きをするから楽しいのであって、いつでもできると、楽しくなくなってしまうのです。

よく「早期リタイヤして南の島で暮らしたい」と言う方がいますが、私はそんなことしたら、暇すぎて辛くなってしまうと思うのです。

「何も考えず、何もしない」ことは病気で寝ているのと変わりがありません。

そんなの3日で十分です。

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