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米国株見通し:伸び悩みか、目先の弱い経済指標に警戒

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(13時30分現在)

S&P500先物      5,519.00(-30.75)
ナスダック100先物  19,409.50(-125.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は171ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

25日の主要3指数は4日続伸.ナスダックとS&Pは堅調を維持し、前日終値付近を中心にもみ合ったダウは20ドル高の40113ドルで引けた。中国政府が米国製半導体を報復関税対象から除外するとの報道を好感したエヌビディアが強含み、相場をけん引。また、買い安心感からメルクなどが買い戻された。一方、ミシガン大学消費者調査で1年先の期待インフレ率が高止まり、高関税政策による物価の高止まりが意識されるとダウは利益確定売りが強まった。

本日は伸び悩みか。米中貿易協議への期待感を背景に、エヌビディアなど中国関連銘柄への買いが相場を押し上げる展開が続きそうだ。投資家心理はやや安心感が広がり、好業績銘柄への物色意欲は根強い。半面、インフレ指標の高止まりを受け、明日発表のJOLTS求人件数や消費者信頼感指数が悪化が予想され、スタグフレーション懸念が続くなか買いは慎重になりやすい。また、減速が予想される今週の1-3月期国内総生産(GDP)速報値を控え、積極的な買いは入りづらい。

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