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メディネット—2Qは増収、細胞加工業が増収に

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メディネット<2370>は13日、2025年9月期第2四半期(24年10月-25年3月)決算を発表した。売上高が前年同期比1.3%増の4.04億円、営業損失が7.55億円(前年同期は6.58億円の損失)、経常損失が7.10億円(同6.32億円の損失)、中間純損失が7.05億円(同6.34億円の損失)となった。

細胞加工業は、売上高4.04億円(前年同期比1.3%増)、セグメント損失2.31億円(前年同期はセグメント損失1.54億円)となった。「特定細胞加工物製造業」では従来の免疫細胞の製造受託に加え、前年より開始した資生堂より技術提供を受けたS-DSCの製造受託開始に伴う売上高が期初より発生したが、前年同期に計上した技術移転一時金が発生しなかったことから売上高は3.00億円(前年同期比5.6%減)、「CDMO事業」では従来のヤンセンファーマからの製造受託が継続しており売上高は0.51億円(前年同期比2.7%減)となった。一方、「バリューチェーン事業」ではMedigenからのロイヤリティ収入及び医療機器の販売等が発生したことから売上高0.52億円(前年同期比85.6%増)となった。

再生医療等製品事業は、売上高0.00億円(前年同期比12.0%増)、セグメント損失2.16億円(前年同期はセグメント損失2.19億円)となった。九州大学と共同で実施していた慢性心不全治療を目的とする再生医療等製品の医師主導第2b相試験の結果を踏まえて総合的に検討した結果、開発中止を2024年11月に決定した。今後、代替の開発候補品の早期獲得を目指すとともに、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプライン取得、拡充を行っていく。

2025年9月期通期の業績予想については、売上高が前期比21.0%増の9.30億円、営業損失が14.91億円、経常損失が14.85億円、当期純損失14.89億円とする期初計画を据え置いている。

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