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こう着感が強まる局面では中小型株にシフトも

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 8日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。7日の米国市場は、NYダウが466ドル安、ナスダックは37ポイント高だった。買いが先行して始まったが、ISM非製造業景況指数が予想を上回り景気の底堅さを証明すると、利下げ期待が後退したと受け止められ、NYダウは下落に転じた。一方で、世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」での相次ぐ発表が支援材料になり、半導体・AI関連株の一角が買われ、ナスダック指数は3日続伸。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の51995円。円相場は1ドル=156円70銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることが見込まれる。中国による対日圧力が増していることも、神経質にさせそうだ。日経平均株価は史上最高値を更新していったんは達成感が意識されやすいところであるほか、週末から3連休に入ることもあり、利益確定の売りが出やすい需給状況であろう。もっとも、日経225先物はナイトセッションで52000円を挟んでの狭いレンジでの推移だった。押し目待ち狙いの買い意欲は強そうであり、売り仕掛け的な動きも入れにくくさせよう。

 昨日の日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σ(52056円)を挟んでの推移となった。52000円を下回る局面では押し目狙いのスタンスとしつつ、同水準での底堅さを見極めることになりそうだ。また、東エレク<8035>が高値を更新した一方で、アドバンテスト<6857>は弱含むなど、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動きはまちまちだったことで、方向感をつかみにくくさせていた。ナスダック指数は3日続伸となるなかで、半導体・AI関連株の一角の動向が注目されそうだ。

 また、日経平均株価が狭いレンジでのこう着になるようだと、個人主体の資金は中小型株での短期的な値幅取り狙いに向かわせやすいだろう。相対的に出遅れ感が目立つグロース250指数は3日続伸で昨年12月1日以来の700台に迫ってきた。75日線(706)、200日線(716)辺りを順調にクリアしてくるようだと、中小型株を見直す動きが強まることが期待されよう。

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