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14日の香港市場概況:ハンセン指数は4日続伸、AIや半導体が上げ主導

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14日の香港市場は4日続伸した。主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前日比151.34ポイント(0.56%)高の26999.81ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が30.15ポイント(0.32%)高の9315.56ポイントと4日続伸した。

ハンセン指数は約2カ月ぶりの高値を切り上げた。投資家心理の改善が示された。米商務省が人工知能(AI)向け半導体「H200」の対中輸出を許可する方針を示したことを受け、AI事業に注力する中国本土系ハイテク株の一角が買われた。新たな規制リスクの報道が乏しかったことも投資家の安心感につながった。一方、地政学的リスクや中国国内の景気回復の鈍さが引き続き意識され、上値を抑える展開となった。

ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品・人工知能(AI)関連株には買いが入り、アリババ・ヘルス(0241/HK)が18.5%高、JDヘルス(6618/HK)が3.34%高で引けた。米政府によるAI半導体の輸出方針の緩和報道を受け、関連セクターに期待が集まった。業績期待や新薬承認など個別材料も相まって、テーマ株物色が強まる展開となった。

半面、情報・通信サービス関連の下げが目立った。メイトゥアン(3690/HK)が3.43%安、トリップ・ドットコム(9961/HK)が6.49%安、中国リソース・ミックス(1209/HK)が3.43%安と軟調。ハイテク系の一角に売りがかさんだ背景には、年初来の急騰後の利益確定売りが出やすい地合いがあるとみられる。

同様に不動産関連でも下落が続いた。恒基地産(0012/HK)が1.89%安、CKインフラ(1038/HK)が1.83%安、チャイナ・マーチャント銀行(3968/HK)が1.70%安と売られた。長引く住宅販売の低迷に加え、金融引き締め観測が再燃したことで、利回り確保を重視する投資家からの資金流出が見られた。その他では、バイオ関連や消費関連銘柄の一部にも売りが広がった。

中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.30%安の4126.09ポイントで取引を終了した。

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