週明け2日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前営業日比19.71ポイント(0.47%)高の4182.59ポイントで引けた。
安く始まった後に切り返した。中東情勢の悪化を背景にリスク回避姿勢が意識され、エネルギーや防衛、金関連に資金が向かう一方、航空や観光など景気敏感分野には売りが出た。前場は小幅な上下を繰り返しほぼ横ばい圏で推移したが、全国人民代表大会(全人代)を控え当局の市場安定策への期待が支えとなり、後場にかけて大型株中心に買いが優勢となった。
上海総合指数の構成銘柄では、資源・素材関連を中心に買いが入った。石油化学・エネルギー株では中国石化(600688/SH)が10.10%高 と値を飛ばし、甘粛亜盛工業(600108/SH)も10.08%高 と大幅上昇した。また 貴州赤天化(600227/SH)は10.07%高、中国海洋石油技術サービス(600968/SH)も10.04%高 と買いが先行優勢。ほかに、エネルギー大手中国石油(601857/SH)が10.04%高で引けた。これは原油価格の先高観や資源セクターの相対的な強さが投資家の資金を引き寄せたためと見られる。
買いが膨らんだ背景には、中東情勢の不透明感が強まる一方で、時価総額の大きい資源株に資金が流入したことや、今週開幕する中国の重要会議を前に政策期待が支えとなった点が挙げられる。
半面、航空銘柄は売られた。中国南方航空(600029/SH)が4.6%安、春秋航空(601021/SH)が4.2%安、中国国際航空(601111/SH)が3.7%安となった。原油相場の大幅上昇や中東情勢の緊迫化などが売り手掛かりとなったもようだ。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.06ポイント(0.02%)安の269.33ポイント、深センB株指数が8.78ポイント(0.72%)高の1220.23ポイントで終了した。
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