7日の日本株市場は買い先行で始まり、その後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。6日の米国市場は、NYダウが165ドル高、ナスダックは117ポイント高だった。トランプ米大統領は会見で、「イランとの停戦に向けた交渉はうまくいっている」と話したことで、停戦に向けた協議が進展するとの期待から買いが優勢になった。3月の米ISM非製造業景況指数の低下でNYダウは伸び悩んだものの、金利の低下に連れて底堅く推移。ナスダックは終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比460円高の54000円。円相場は1ドル=159円60銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで日中比420円高の53960円で始まり、一時54190円まで買われる場面もみられた。その後は上げ幅を縮めて保ち合いが続いていたが、25日、75日線を上回っての推移が続いたことで、下値の堅さは意識されそうである。トランプ大統領がイランに提示している攻撃猶予の期限となる米東部時間4月7日午後8時(日本時間8日午前9時)が迫るなかで、積極的な売買は手控えられることになりそうだ。
交渉期限を過ぎても合意に至らなければすべての橋と発電所を破壊する意向を示している一方で、複数の仲介国が45日間の停戦条件について協議していると報じられていることで、結果待ちのなかではオーバーナイトのポジションも取りにくく、持ち高をニュートラルに近づけるなかでのリバランスの動きのほか、スキャルピング中心のトレードに向かわせそうである。
日中はイラン情勢を巡る報道、これを受けた原油先物相場の動向に振らされやすいだろう。積極的な売買が手控えられるなかでは、強い基調の銘柄に短期資金が集中しやすい。また、小売企業の決算発表が本格化しており、業績面を手掛かりとした物色に向かわせよう。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、イオンファン<4343>、アルファ<4760>、ジャパニアス<9558>が注目される。証券会社による格上げが観測されているメルカリ<4385>、博報堂DY<2433>、ZOZO<3092>などにも値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。
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