7日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国とイスラエルによるイランへの攻撃激化が懸念され、ドル選好地合いが続く見通し。一方、日銀の追加利上げ観測と日本の為替介入への警戒感で、やや円買いが見込まれる。
米国とイランの和平に向けた動きが注目されるなか、イランがパキスタンなどを通じた一時停戦案を拒否。米トランプ政権は4月7日を期限とする停戦合意案をイラン側が受け入れない場合、さらに攻撃を加えると警告した。前日は原油相場の高止まりで全般的にドル買いに振れ、ユーロ・ドルは1.1530ドル台に軟化、ドル・円は159円80銭付近に浮上。本日アジア市場もおおむねその流れを受け継いでいるが、160円の節目が意識され、上値が重い。
この後の海外市場は引き続き中東情勢の行方が注目される。米国とイランの交渉期限が近づくにつれ有事のドル買いに振れやすい。トランプ氏の発言内容は一貫性がないため、原油高・ドル高の地合いは変わらないだろう。一方、前日発表されたISM非製造業景況指数は低調で、今週末の消費者物価指数(CPI)加速の予想でスタグフレーション懸念によりドルは買いづらい面もある。また、日銀の追加利上げ観測や日本の為替介入への警戒感は継続し、ドルの上値を抑制しそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・3月サービス業PMI改定値(速報値:50.1)
・17:30 英・3月サービス業PMI改定値(速報値:51.2)
・21:30 米・2月耐久財受注(予想:前月比-1.2%、1月:0.0%)
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