<2026年のGW前後で日本株はどうなる?>
では、2026年のゴールデンウィーク前の市場環境はどうなっているのでしょうか?スケジュールとともに確認しておきましょう。
ゴールデンウィーク中に、米FOMCや米雇用統計の発表が行われる場合、連休中に大きな動きが出るリスクが高まります。2026年の場合には、日本株市場が休場となる昭和の日にあたる4月29日(水)の日本時間未明に、米FOMCの結果が公表されます。その後、30日(木)、1日(金)は日本株市場の取引が行われ、連休に入ります。そして連休明け2日目にあたる8日(金)の日本時間21時半に米雇用統計の発表を控えます。
米FOMCではサプライズはないとの見方が多いため、多少相場が荒れたとしても、30日(木)、1日(金)の市場で材料を織り込める可能性が高いでしょう。金融政策や経済指標で市場の景色が変わるリスクは限定的と言えそうです。
一方で、中東情勢が落ち着いていない点には注意が必要です。情勢によっては、原油高やサプライチェーンの混乱が景気に与える悪影響を、連休後の相場が一気に織り込むリスクは残っています。
GW明けの相場で短期急騰銘柄に乗る方法
情勢に不安が残るなかでも注目したいのは、ゴールデンウィークを挟んで主要企業の決算発表ラッシュを迎える点です。連休後に市場が荒れたとしても、業績の伸びや今後の成長見通しが評価された銘柄には資金が集まりやすくなります。連休明けの相場が仮に弱かった場合にも悲観するのではなく、好決算銘柄を安く拾うチャンスが訪れたと前向きに捉えたいです。
また、連休明けの相場では初動で値を上げた銘柄にも注目したいです。値上がりランキング上位に同一テーマの銘柄が複数並ぶ場合、その分野に資金が集中している可能性が高くなります。特にAIや半導体、フィジカルAI、ドローン、防衛、蓄電池など、足元で人気化しているテーマの銘柄への資金流入が継続するかを確認しておきましょう。
まとめ|GW明けの株は上がる場合の方が多い!
ゴールデンウィーク明けの日本株は下がりやすいというイメージを持たれがちですが、過去56年のデータを見ると、必ずしも下落優位とはいえません。むしろ、ゴールデンウィーク明け初日は上昇回数の方が多く、平均騰落率もプラスとなっています。
そのため、単に「ゴールデンウィークだから売る」と機械的に判断するのではなく、連休前の相場環境の総合的な確認が重要です。
2026年のゴールデンウィーク前後についても、米FOMCや米雇用統計、中東情勢、主要企業の決算発表などが相場の方向感を左右する可能性があります。しかし、大きく下げた場合にも過度に悲観せず、好決算銘柄や資金流入が続くテーマ株を冷静に見極めるようにしましょう。
本記事は日本投資機構が運営する金融メディア『INVEST LEADERS』からの提供記事です。
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