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梅乃宿酒造上場会見、リキュール市場シェア16.7%を強みに、製造体制拡大と戦略的な海外展開により成長継続を目指す

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梅乃宿酒造株式会社(559A)のスタンダード上場を記念した記者会見が行われ、代表取締役社長の吉田佳代氏と専務取締役の二宮充氏が登壇しました。

企業情報

社名:梅乃宿酒造株式会社
設立:1950年5月
事業内容:日本酒および「梅乃宿の梅酒」や「あらごしシリーズ」等の果実をつけ込んだ日本酒リキュールを中心とした酒類の製造および国内外での販売

登壇者名

梅乃宿酒造株式会社 代表取締役社長 吉田佳代 氏
梅乃宿酒造株式会社 専務取締役 二宮充 氏

会社概要

吉田佳代氏(以下、吉田):梅乃宿酒造株式会社、代表取締役社長の吉田佳代です。よろしくお願いします。

当社は今年で創業134年になる酒蔵であり、私は5代目の蔵元となります。「歴史がありますね」と言っていただくこともありますが、200年や300年という歴史を持つ酒蔵が多いため、日本酒業界の中では非常に若いと言われるような酒蔵です。

そのため、常に新参者の気持ちで、新しいことにチャレンジすることをモットーに取り組んできました。また、梅乃宿という名前は、蔵の庭に樹齢300年を超える梅の古木があり、そこに毎年春になるとウグイスがやってくることに由来します。

所在地は奈良県です。ただし、みなさまがイメージされる奈良市からは車で1時間ほど南へ下った、中南和と呼ばれる地域に位置しています。この場所は山間の非常に風光明媚な土地で、そこに現在の新しい蔵があります。

一般的な日本酒業界のイメージとして、この50年ほどずっと市場がシュリンクしており、日本酒の消費量が減少しているといえます。しかし、そのような状況の中でも当社はこの数年、平均売上成長率が10パーセントを超える成長を続けています。

事業内容

事業内容についてご説明します。

先ほど酒蔵の話をしましたが、当社はもともと日本酒の酒蔵です。もちろん現在も日本酒を製造していますが、約30年前から日本酒をベースにした、日本酒仕込みの梅酒や桃、ゆず、みかんなどの果実酒の製造をしています。まるでフルーツをそのまま食べているような、リキュールというカテゴリーのお酒を得意としています。

取り扱い商品の中には「あらごしシリーズ」という商品があります。みなさまもどこかの居酒屋やお店でご覧になったことがあるかもしれません。実際に飲んでいただくと、フルーツそのものを食べているような味と食感がお楽しみいただけるお酒です。

また、創業当時から造り続けている日本酒もあります。昨年10月末にトランプ大統領が来日し、高市総理と対談された際に、日本酒として唯一提供されたのが、当社の「葛城 純米大吟醸」という商品でした。

最近ではお酒だけでなく、フルーツをふんだんに使ったノンアルコール商材や、フルーツの食感を感じられるようなドレッシングといった食品分野にも一部進出しています。

チャネル構成比は、国内BtoBが現在最も多い出荷先となっています。また、海外については現在30パーセント近くまで上昇しており、引き続き増加傾向にあります。BtoCは全体の13パーセントを占めています。

このように国内BtoB、海外、BtoCのバランスの良さが特徴といえますが、国内も依然として成長の余地があると考えています。また、それ以上に楽しみなのが海外市場です。

当社の商品はフルーツをふんだんに使用しており、どなたにも非常にわかりやすいおいしさのある商品です。そのため、海外の方々にも一口飲んでいただくだけで、おいしさが理解しやすい商品だといえます。海外市場については、倍どころか、5倍や10倍に成長する可能性が十分にあると確信しています。

また、国内BtoBにおいては、得意先が1,000社以上あることが当社の強みの1つです。これにより、特定の1社に依存せず、非常にバランスの取れた得意先構成、チャネル構成を有しています。

業績動向と今後の見通し

これまでの業績動向と今後の見通しについてご説明します。売上高は順調に伸びており、今期も増収を見込んでいます。

当期純利益については、前期がやや減少したように見えるかと思いますが、これは前々期にアメリカからの大口注文を受けた際、当時の社内体制の都合で、一度にまとめて出荷するかたちを取らざるを得なかったためです。その結果、一時的に商品が一括して流通したため、前期は売上と利益が若干減少することとなりました。

ただし、現在は社内体制を見直し、すでに解消済みであり、ご注文に対して先方の希望どおりの量を即座に製造・出荷できるようになっています。この結果、海外売上はすでに前期を上回る水準に達しています。

利益が前期に少し下がった理由として、当社では多くのPB商品を取り扱っており、その中に回転が良くない商品が多数存在していたという点もありました。そこで、このような商品の一斉見直しを実施しました。

回転が悪いPB商品については廃止し、その際、ラベルや資材関係の評価減をまとめて実施した結果、一時的に利益が減少してしまったように見えるかと思います。しかし、前期に膿の部分を一気に出し切れたため、今期以降は売上を上げた分は利益をしっかりと確保できる状況になると見込んでいます。

戦略的な海外展開

戦略的な海外展開についてです。当社は約30年前から輸出を開始し、現在ではすでに24の国または地域に出荷しています。アジア、北米、欧州、オセアニアなど、さまざまな地域に流通を広げています。

現在はアジアが大きな割合を占めており、北米やその他の地域も含めて展開しています。中国については、2年前までは非常に好調でしたが、ALPS処理水の問題や中国の景気低迷、さらには現在の日中関係などの影響により、この2年ほど出荷量が大幅に減少するという厳しい状況が続いています。

とはいえ、他のアジア圏や北米においては引き続き良好な状況が見られ、さらに最近ではインバウンドが増加していることから、空港の免税店などが非常に好調に推移し、海外市場全体としては順調に伸びています。

圧倒的な市場ポジション

当社は非常にユニークな市場ポジションにあります。一般的には地酒蔵として認識されており、地酒蔵ならではのクラフト感をしっかりと感じていただけることが、ブランド力や商品力につながっています。

同時に、大手酒類メーカーレベルの品質管理や納期遵守、安定供給を徹底することで、ビジネスパートナーとしての信頼も得ています。地酒蔵の良さと大手酒類メーカーの良さを兼ね備えた、非常にユニークな市場ポジションをとれています。

その結果、果実をふんだんに使用したリキュールは、リキュール市場においてシェア16.7パーセントを達成しています。かなり高いシェアを誇りますが、さらに拡大の余地があると考えています。

成長モデル「UMENOYADO LOOP」

当社の成長モデル「UMENOYADO LOOP」についてご説明します。当社はBtoBおよびBtoCの両方のビジネスモデルを展開していることが大きな強みです。

当社は商品開発に非常に注力しており、新商品が完成した際には、まずBtoC領域で商品を流通させ、直接つながっているお客さまからの声を収集します。味や価格、デザイン、コンセプトなどについてフィードバックを得て、お客さまに最適化した商品をカスタマイズします。

このようにして「売れる」と判断された商品を、次に大きな売上を狙えるBtoB市場に投入し、しっかりと販売を行うことで売上と利益を確保します。その利益を次の新商品の開発資金として回し、新たな商品を再びBtoC市場にテストマーケティングとして投入するというサイクルを構築しています。

この仕組みにより、当社では「売れる商品作り」と「売れる市場」を持ち、それらを活かすことで成長を実現しています。

現在はお客さまと一緒に商品作りを行う取り組みを進めています。当社のファンクラブにご参加いただいているお客さまには、実際に蔵にお越しいただき、味やコンセプトについて一緒に考えていただき、商品作りをしています。

中期経営計画サマリーと今後の重点施策

今後の中長期的な展望についてお話しします。現在の国内外の既存得意先をさらに深掘りし、売上をより伸ばしていくことはもちろん、まだ出荷していないお客さまへのアプローチも進めていきます。

国内での新規取引先の開拓に加え、海外では新しい国や新しい取引先の発掘にも取り組んでいます。また、現在インバウンド市場が非常に活況を呈していますので、この分野にもさらに注力していきます。

さらに、中長期的には新規領域への進出も検討しています。特に既存事業とシナジーのある食品領域に進出したいと強く考えています。

当社は全国に1,000社以上の得意先を持ち、それらへの流通網をすでに構築しています。また、海外にもすでに24ヶ国・地域にわたる流通網があります。それを活かして、当社の商品に合う食品、同じ客層の方々に合う食品を新規領域としてスタートしたいと考えています。

さらに、現在取り組んでいる新規ブランドとして、より付加価値のあるプレミアムラインの商品拡充を進めています。また、健康志向のお客さまに向けた新商品や、新たにジンやウォッカといった蒸留酒分野への進出にも取り組み、これから新しい酒文化をさらに広げていきたいと考えています。

質疑応答:海外代理店の選定基準について

質問者:海外展開に関して、価格競争の抑制の観点から1国1代理店という制度をとっているとのことですが、どのような基準で代理店を選んでいるのでしょうか?

吉田:当社では基本的に1国1代理店制度を採用しています。複数の代理店が関与すると、どうしても価格競争が生じてしまいます。結果として先方の得意先の利益が減少し、商品が売れてもうれしくない状況になってしまうため、安心して販売に取り組んでもらえるよう1国1代理店制度としています。

ただし、市場が大きい国においては、2つまたは3つの代理店を同時に活用することにより、異なる市場に異なる商品で進出する取り組みも進めています。この取り組みが成功すれば、他国への展開も検討できると考えています。

選定基準については、まずは進出を考えている国にどのような代理店があり、どのような市場を得意とするかを調査します。その上で、代理店の代表の方に直接お会いし、お話をうかがうことで、代理店の販売方針をしっかりと理解します。

「任せて売ってもらう」だけでなく、その中で当社と先方とでどのくらいのパートナーシップを結べるかを非常に重要視し、代理店を選考しています。

質疑応答:現地の食材を利用したお酒の製造について

質問者:海外産の材料も活用されているとのことですが、台湾の代理店と共同で開発したパインのリキュールがあったと思います。今後、同じようにローカル食材を使ったお酒を製造する可能性や予定はありますか?

吉田:それぞれの国に適したローカル商品を作る可能性についてのお話かと思います。現在、すでに日本国内で流通している商品も、一部海外の素材を使用した商品を発売しています。

例えば、「甘くておいしいトマト」「甘くておいしいキャロット&オレンジ」などの商品です。これらは海外産の素材を使用し、国内でも販売している状況です。

それぞれの国で自国に愛されているフルーツは本当に多くあります。そのような意味で、それぞれの国をターゲットにする際に、積極的にフルーツを使用することは、非常に可能性の高い取り組みであると考えています。

質疑応答:初値および終値の受け止めについて

質問者:本日は900円の初値がつき、終値も1,050円だったと思います。この初値や終値に関する受け止めについてお聞かせください。

吉田:まず、投資家のみなさまにこのような高い評価をいただいたことに、深く感謝申し上げます。同時に、身を引き締めてさらなる努力を続けていかなければならないと、強く決意しました。

株価はマーケットが評価するものであると認識しています。私たちは株価に一喜一憂することなく、梅乃宿酒造の企業価値を高めることに注力し、情報提供・開示を徹底することで、株主さまから信頼される会社を目指していくことが、最も重要だと考えています。

私自身、梅乃宿酒造という会社が本当に大好きで、さらに良い会社にしたいという思いが非常に強いです。梅乃宿酒造をより良くしていくことが、株主さまに評価していただけることにつながればと思っています。

質疑応答:IPOに際して期待することについて

質問者:今回のIPOについて、どのようなことを期待されますか?

吉田:当社は奈良県のかなり田舎に位置しているため、人材採用に難しさを感じています。上場したことで、みなさまが安心して働ける、応募していただけるような会社になることも、大きな意味があると考えています。

また、これから海外展開をさらに推進する中で、東証スタンダードに上場していることは、間違いなく信頼を得られる要素となると考えています。この点についても非常に期待を寄せています。

さらに、社内のメンバーが「梅乃宿酒造で働いてよかった」「いい会社で働いている」と実感していただけることも、多少は期待しています。

質疑応答:新蔵移転による製造キャパシティの増加について

質問者:製造のキャパシティについておうかがいします。2022年に新しい蔵を建設したということで、どの程度生産量が増え、今後どのくらいの期間の生産をまかなうことができるのでしょうか?

吉田:新しい蔵に移転してすぐですので、具体的な生産増加率をパーセンテージで出してはいませんが、製造体制が大幅に改善されたことは確かです。

日本酒生産においても以前は昔ながらの蔵をなんとかやりくりして使っていたため、動線などが非常に改善され、効率化が進んでいるのは間違いありません。なによりも瓶詰めラインが改善され、現在の新しい蔵への移転やその後の設備投資により、瓶詰め本数が大幅に増加したと認識しています。

また、現在の蔵のキャパシティについては、当社の売上規模に対しておよそ50億円分の生産余力があると考えています。売上が50億円を超える見込みが立ち始めた段階で、第二蔵を稼働させる必要があると認識しています。

質疑応答:第二蔵の使い道、稼働時期について

質問者:目論見書42ページに第二蔵の用地取得完了が2026年6月と記載されています。第二蔵の使い道や稼働時期について教えてください。

吉田:前期に新しい土地を取得済みで、第二蔵の建設用地はすでに確保しています。そのため、売上50億円のラインをどのタイミングで超えるかによって、上物の建設時期を決定することになると思います。

現在は売上が順調に伸びていますので、できれば今後5年くらいで次の新しい蔵を稼働させたいと考えています。

質問者:第二蔵はまだ先の話ですが、キャパシティ的にはどの程度を想定されていますか?

吉田:土地の広さは現在の蔵と同じくらいで、約6,000坪から7,000坪の土地をすでに取得済みです。そこに設置する設備は、現在の設備よりもさらに瓶詰めのスピードが速いもの、ボトルネックの部分をもっと拡大したいと考えています。

土地の広さは同じくらいですが、稼働については現在の蔵の1.5倍くらいを目指したいと思っています。

質疑応答:株主還元の方針について

質問者:株主還元に対する考えを教えてください。

吉田:総還元性向として50パーセントを考えています。内訳として、配当性向は40パーセント、残りの10パーセントについては自己株式の取得を予定しています。

株主優待にも非常に力を入れています。具体的には、ECの利用券や株主さま限定の日本酒や蔵見学などをご用意しています。可能であれば、私自身が株主のみなさまをご案内するかたちで蔵見学を実施したいと考えています。

質疑応答:リキュールと日本酒の生産バランスについて

質問者:国内BtoB向けの話ですが、リキュールや昔ながらの伝統的な日本酒を製造するとのことでした。今後リキュールを増産し、海外展開も進めていく中で、日本酒の製造割合は減っていくと思っています。全体のバランスはどのようになるのでしょうか?

吉田:現在、当社の売上の8割がリキュールで、フルーツのお酒が占めています。リキュールはまだ広がる余地があり、今後もさらに成長すると思っています。

一方、日本酒についてはリキュールほどの伸びは難しいものの、インバウンドの方がたくさん訪れている状況です。さらに、日本政府が「クールジャパン」を掲げ、日本文化を海外に発信している中で、日本酒の海外輸出にも力が注がれています。

海外における日本酒の価値もこれからさらに高まると見込んでおり、その成長の波には必ず乗れると考えています。そのため、当社の製造比率としては日本酒がもう少し下がる可能性はあるものの、日本酒を造らなくなることは絶対にありません。

なぜなら、日本酒は私たちのコアコンピタンスであり、なによりもリキュールを造る源泉が日本酒であるからです。良い日本酒を造れるからこそ、おいしいリキュールが造れると考えています。

そのため、製造比率というよりも、日本酒を造る思いをなによりも大切にしています。

質疑応答:海外展開における注力地域について

質問者:海外展開において海外市場が今後5倍、10倍になるとおっしゃっていましたが、その中でも特に注力したい地域を教えていただきたいです。

吉田:海外については、市場が大きい地域で増加の余地があると考えています。そのような意味で、アメリカは今後も伸び続けると思っています。

現在はさまざまな状況により低迷している中国についても、市場が回復すればさらに成長する余地があると考えています。現時点では以前の水準よりも下がっていますが、中国市場はこれまでよりも拡大すると考えています。

また、インドは中国以上に人口が増加しており、さらに、女性がアルコールを飲む文化が広まりつつあります。このような背景から、今後インド市場も大きく成長する可能性があると考えています。

質疑応答:プレミアムラインの拡大方針について

質問者:新規ブランドのプレミアムラインの拡大や健康を意識した商品について、これは海外を意識したものなのでしょうか?

吉田:プレミアムラインについてはすでに発売している商品もありますが、今後も付加価値のある商品の発売を予定しています。プレミアムラインや健康軸の商品については海外市場も意識していますが、まずは日本国内での販売を検討しています。

そのような意味では、海外向けと国内向けとを特別に区別せず、同じように対応していく考えです。たくさんの海外のお客さまが日本に訪れており、そのような方が日本で消費されるケースも多いかもしれません。国内と海外を隔てるつもりはありません。

質疑応答:将来像と成長戦略について

質問者:創業134年でも業界では後発ということですが、一般的には非常に歴史のある会社であり、日本の文化に根ざした企業だと思います。ある意味、古くて新しい部分があるため、市場からの期待感も大きいと思います。

そのような御社がどのような将来像を持ち、どのような会社にしていきたいと考えているのかをお聞かせください。

吉田:私たちは、パーパス、ミッション、ビジョン、バリューを設定しています。ホームページや目論見書にも記載しているように、私たちの会社の存在意義として「新しい酒文化を創造する」ことをテーマに掲げています。

昔から後発組でしたので、他社と異なること、新しいことを行って生き残ってきたという部分が非常に強く、そのDNAは脈々と今でも受け継がれています。その具体例が、日本酒の酒蔵として日本酒仕込みのリキュール製造を始めたことや、早い段階で海外展開に取り組んだことなどです。

今回、上場のイメージがしにくい老舗酒蔵が、上場を目指したことも1つの事例だと思います。すべての酒蔵が上場を目指す必要はありませんが、老舗酒蔵でもこのようなかたちが取れるということを示す意味でも、大きな意義があったと感じています。

この試みは日本酒業界だけでなく、他業界の老舗においても多くの可能性や期待、そして新たな道を示すことになればと考えています。知らなければ目指すことはできませんので、そうしたきっかけを提供する一助になればと考えています。

また、私たちはミッションとして「驚きと感動で世界中をワクワクさせる」というテーマを掲げています。今回の上場も「驚き」に該当し、さらには「ワクワク」につながる出来事だと考えています。

手前味噌ながら、当社の商品は本当においしく、飲むと笑顔になる商品だと思っています。当社の売上が上がるということは、より多くの方々に商品を楽しんでいただき、笑顔を作れることにつながると考えています。国内のみならず海外でもさらに多くの方々に当社の商品を知っていただき、笑顔になっていただきたいと思っています。

海外において、リキュールはカクテルの原酒としてイメージされるものです。しかし、当社の商品は「こんなにナチュラルなフルーツのリキュールがあったんだ」と、驚きやワクワクを感じていただけると思います。そのような意味でも、売上をしっかりと伸ばしていきたいと考えています。

また、利益とは、私たちがこの1年間にどれだけ努力できたかという点数だと捉えています。私たちは社内で努力を重ね、利益をしっかりと上げていこうという強い意志を持っています。その成果を株主さまに還元することで、より良い循環を生み出せると考えています。

このように、いろいろな部分でみなさまがハッピーになれることを目指していきたいと考えています。

質疑応答:スライド資料の海外比率について

質問者:スライド資料ではチャネル構成比の海外比率が29パーセントになっています。一方で、目論見書では2025年6月期の実績として海外比率が18パーセントとなっています。スライド資料は今期の第2四半期ということでしょうか?

二宮充氏:おっしゃるとおり、プレゼン資料については2026年6月期第2四半期の数字です。

先ほど吉田がご説明したように、2025年6月期の数字は、2024年6月期のアメリカでの大口注文の反動で落ち込んでいました。しかし、今期はその部分を上期でしっかりと回復しており、今後も問題ない状況だと考えています。

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