日本精鉱<5729>は12日、2026年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比62.3%増の408.66億円、営業利益が同69.0%増の60.80億円、経常利益が同70.6%増の60.25億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同71.6%増の42.14億円となった。
アンチモン事業の売上高は販売価格の上昇から前期比85.8%増の293.73億円、セグメント利益は生産効率の改善や在庫の影響もあり同76.2%増の53.91億円となった。販売状況については、製造業全般の生産がやや軟調に推移し、さらに中国などからのOEM品の調達が困難となったことから、販売数量は前年度比579トン減少(12.8%減少)の3,962トンとなった。
金属粉末事業の売上高は、銀相場高騰を受けた銀粉販売価格の上昇等により、前年同期比22.7%増の114.53億円、セグメント利益は生産効率の改善、販売価格の上昇等から、同30.0%増の6.53億円となった。販売状況については、自動車部品向けが低調であったことから、販売数量は前年度比71トン減少(5.2%減少)の1,296トンとなった。
その他について、不動産賃貸事業等の当連結会計年度の売上高は0.40億円、セグメント利益は0.02億円となった。
2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.8%減の344.00億円、営業利益が同71.9%減の17.10億円、経常利益が同72.3%減の16.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同73.4%減の11.20億円を見込んでいる。
また、同日、2026年3月期の期末配当金を前回予想から60.00円増配の230.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は400.00円(前期比200.00円増配)となる。
※ 同社は2026年4月1日付で1株につき4株の株式分割を実施しており、当該配当金は分割前の株式を基準とした金額である。
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