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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、日本の“防衛ライン”にらみ上値が重い

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22日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国の引き締め的な政策に思惑が広がるなか、ドル買いが入りやすい地合いは継続。ただ、日本の「防衛ライン」とされる160円が意識されれば、引き続き上値の重さが意識されそうだ。

前日発表された米経済指標でフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに転落し、景況感の悪化が意識されドル売り先行。その後は米国とイランの和平協議に関する報道が材料視された。この日は中東紛争の終結期待で原油安・米金利安を背景に、ドル売りが続いた。ユーロ・ドルは1.16ドル台に再浮上、ドル・円は158円80銭台に失速。ただ、本日アジア市場は原油安・米金利安の一服で、ドル・円は159円前半に定着した。

この後の海外市場は手掛かりが乏しく、中東情勢にらみの展開となりそうだ。引き続き米国とイランの和平に向けた動きが期待されるものの、中東紛争の先行き不透明感は払拭されておらず、早期終結観測が後退すれば原油高・金利高を背景としたドル買いが入りやすい。また、連邦準備制度理事会(FRB)の今後の引き締め的な政策スタンスが意識されており、ドルへの上昇圧力も変わらない見通し。ただ、日本の防衛ラインとみられる160円に近づくほど上値は重くなるだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 独・5月IFO企業景況感指数(予想:84.2、4月:84.4)
・21:30 加・3月小売売上高(予想:前月比+0.6%、2月:+0.7%)

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