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米5月PPIはPCEの加速を示唆

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米労働統計局が発表した5月生産者物価指数(PPI)は前月比+1.1%と、予想を上回った。前年比で+6.5%と、2022年11月以降3年半ぶり大幅な伸びを記録した。「物」の項目はさらに鈍化。消費者は引き続き価格に神経質になっている証拠となった。燃料のひっ迫で運輸コストの上昇が目立った。

連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重要視している個人消費支出(PCE)デフレーターの項目の航空運賃は燃料コスト高が影響し+2.5%。また、ヘルスケアコストはPCEを4ベーシスポイント引き上げる見通し。指数に占める割合が大きいポートフォリオマネージメント料は株式相場の上昇を受けて、+4.8%と大幅に上昇した。一部エコノミストは5月PCEで前年比+4.3%と、4月+3.8%から加速すると見ている。予想通りとなると23年4月来で最高。また、コアは現状で前年比+3.5%と、4月の+3.3%から加速し2023年9月来で最高に達する見通し。インフレは5月にピークをつけるとの見方もある。米短期金融市場では米イラン和平合意期待に年内の利上げ確率が低下した。合意達成できれば、ホルムズ海峡の封鎖解除で原油価格も下落、利上げ観測がさらに後退することになる。

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