6月11日のニューヨーク外為市場でドル・円は160円59銭へ上昇後、159円58銭まで反落し、159円95銭で引けた。米5月生産者物価指数(PPI)総合が予想を上回ったほか、トランプ米大統領がインフラなど標的に対イラン攻撃強化を示唆したため原油高でドル買いが強まった。その後、イランとの交渉進展を理由にトランプ大統領が今晩の攻撃を中止すると発表すると原油価格が下落、金利も大幅低下しドル売りに転じた。
本日6月12日の米ドル・円は方向感を欠く展開か。トランプ大統領が対イラン攻撃の中止とイランとの交渉進展を表明したことで中東情勢の緊張が一時的に緩和し、ドル売り・円買いが強まった。また、来週6月16・17日のFOMC、および同15・16日の日銀金融政策決定会合を控えており、日銀の6月会合での利上げを織り込む円買いが引き続き意識されやすい。植田総裁の入院による政策運営への不透明感もあるが、副総裁による代理体制が整っていることから相場への直接的な影響は限定的とみられる。160円台での為替介入警戒感は根強く、上値は重い展開が続きそうだ。
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