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フジクラの高値更新や量子コンピューター関連物色に注目

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 23日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感の強い相場展開のなかで、半導体やAI関連株の押し目待ち狙いの買い意欲の強さを見極めることになりそうだ。22日の米国市場はNYダウが148ドル高、ナスダックスは351ポイント安だった。米国とイランの戦闘終結に向けた協議が進展するとの期待から原油先物価格が下落し、米景気に対する不透明感が和らいだことで買い優勢となった。一方で、スペースXが16%を超える急落となったほか、アルファベットの下げが重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比275円高の73135円。円相場は1ドル=161円60銭台で推移。

 日経225先物(9月限)のナイトセッションは開始直後に72620円まで売られたが、その後は買い優勢の流れとなり、米国市場の取引開始後には73760円まで買われる場面もみられた。買い一巡後は利食いから上げ幅を縮めたものの、73000円を挟んでの推移が続いていた。日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σ(72506円)に沿ったトレンドを形成しており、前日には同バンドを上抜けて72831円まで上昇する場面もみられた。+2σ突破では過熱感が警戒される可能性はあるものの、押し目狙いの買い意欲は強そうだ。

 また、米国ではアルファベットの下落影響からアマゾン・ドット・コムやマイクロソフトなども売られていた。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の一角には利食いに向かわせる可能性はあるものの、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は連日で最高値を更新しており、キオクシアHD<285A>や東エレク<8035>などの底堅さを見極めることになろう。また、フジクラ<5803>は連日でストップ高となった。同社は5月14日につけた7933円をピークに急落し、6月11日には3888円まで売られていた。その後のストップ高で5月高値が射程に入ってきており、高値更新をみせてくると、刺激材料になるだろう。

 そのほか、トランプ米大統領は量子コンピューターの開発推進に向け2つの大統領令に署名したと報じられている。官民一体で2028年の実用化を目指し、中国に対抗すると伝えられている。富士通<6702>やNEC<6701>の主力大型株のほか、HPCシステムズ<6597>、テラスカイ<3915>、エヌエフHD<6864>、フィックスターズ<3687>、BlueMeme<4069>、オキサイド<6521>など関連する中小型株には個人主体の資金が向かいそうだ。
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