fbpx

NYの視点:米5月JOLT求人件数は2年ぶり高水準、労働市場の安定示唆、オリンピックの特別要因も

マネーボイス 必読の記事



米労働統計局が発表した米民間部門の雇用統計となるJOLT求人件数の5月分は759.4万件と、2024年5月以降2年ぶり高水準となった。北米でのオリンピック開催の影響とみられる?ジャーやホテルセクターでの求人の増加が目立った。市場のエコノミストが労働市場判断のために特に注視している自主的退職率は1.9%と、前月から変わらず。自主退職者数は306.5万人となった。2020年8月以降ほぼ6年ぶり低水準に落ち込んだ4月分は速報の297.7万人から304.3万人に上方修正された。

1失業者に対する求人件数は1.04と、4月1.03から小幅上昇。ただ、依然、パンデミック前の水準には満たず。ピークとなった2022年には1失業者に対し、求人件数は2件だった。

労働市場が安定している証拠となり、もし、インフレ圧力が強まった場合、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制に焦点を当てることを後押しする結果となった。ただ、オリンピック終了後は、ペースが加速する可能性は残り、利上げを早期に織り込むのはリスクとなる。

■5月労働市場ダッシュボード
求人件数率:4.6%(4月4.6%)
雇用削減率:1.1%(予想1.1%、4月1.1%)
自主的退職率:1.9%(予想1.9%、4月1.9%)
採用率:3.3%(4月3.3%)
失業率:4.3%(3月4.3%)
不完全雇用率(U6):8.1%(4月8.2%)
非農業部門雇用者数:+17.2万人(4月+17.9万人)
平均時給:前月比+0.3%、前年比+3.4%(4月+0.2%、+3.6%)

いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー