17日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米経済指標が堅調なら引き締め的な政策への期待感が再燃し、ドルは売りづらい。ただ、日本の為替介入への警戒感から、一段の上値は抑制されそうだ。
前日発表された米経済指標で小売売上高は予想と一致したほか、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想外に強く、引き締め的な金融政策を意識したドル買いに振れる場面があった。ドル買い地合いは継続し、ユーロ・ドルは1.1470ドル台から1.1430ドル台に下げ、ドル・円は162円20銭台から162円50銭台に浮上。本日アジア市場でもドルは売りづらい展開となり、ドル・円は162円30銭付近を下値にやや値を上げる展開となった。
この後の海外市場は引き続き米金融政策が意識されやすい。前日に続きミシガン大学消費者信頼感指数が堅調なら、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策が意識され、ドル買い材料となりそうだ。また、中東情勢は不透明感を深めており、週末に向けドル買い需要が高まる見通し。ただ、ドル・円は162円台を維持するものの、政府の国内資産への投資拡大期待が続く。クロス円でも円売りが目立ち、為替介入への警戒が強まれば一段の円売りは抑制されそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧・ユーロ圏消費者物価指数確報値(6月) 前回2.8%
・21:30 米・輸入物価指数(6月) 予想-0.6% 前回1.9%
・21:30 米・住宅着工件数(6月) 予想132.5万件 前回117.7万件
・22:15 米・鉱工業生産(6月) 予想0.2% 前回0.1%
・23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数速報値(7月) 予想51.3 前回49.5
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