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アンジェス—2Q増収、経常・純損失は縮小、HGF遺伝子治療用製品は米国BLA申請へ前進

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アンジェス<4563>は8月14日、2026年12月期第2四半期(中間期、26年1月-6月)連結決算を発表した。売上高(事業収益)が前年同期比21.2%増の5.02億円、営業損失が32.36億円(前年同期は24.00億円の損失)、経常損失が25.60億円(同38.98億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失が27.14億円(同39.66億円の損失)となった。

同社は遺伝子医薬の開発・実用化を目指す創薬系バイオベンチャーである。増収の主因は早老症治療薬「ゾキンヴィ」の販売拡大で、商品売上高は同62.9%増の2.32億円と大きく伸長した。連結子会社が自治体等から受託する拡大新生児スクリーニングの手数料収入も同0.7%減の2.70億円と、前年同期並みの水準を確保した。

費用面では、研究開発費が同71.5%増の26.68億円となった。HGF遺伝子治療用製品の製造試験に係る外注費が6.43億円、米国食品医薬品局への申請に係る業務委託料を中心に支払手数料が3.74億円それぞれ増加したもので、開発ステージの進展を映した先行投資である。一方、販売費及び一般管理費は専門家報酬等の減少により同19.8%減の8.05億円と圧縮された。営業外では米ドル建貸付金の評価替により為替差益6.82億円を計上し、経常損失および中間純損失はいずれも前年同期から縮小している。

パイプラインでは、主力のHGF遺伝子治療用製品について、米国の包括的高度慢性下肢虚血を対象とした後期第2相臨床試験で良好な結果が示され、FDAとの協議を経て米国での臨床試験を完了し、生物製剤認可申請の準備段階へ移行した。7月には書面での質疑応答により申請資料の主要論点の確認を完了し、Pre-BLA Meetingを開催することなく段階的提出による申請に進むこととなった。試験結果は米国心臓学会発行の学術誌にも掲載された。核酸医薬NF-κBデコイオリゴDNAは国内第2相臨床試験を実施中である。

財務面では、同日、グロースパートナーズが管理・運営するファンドを割当先とする第47回・第48回新株予約権および第2回無担保転換社債型新株予約権付社債の発行を決議し、総額85.00億円の資金調達を予定していることを発表した。併せて同社と事業提携契約を締結した。同社は継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在するとしているが、調達資金はHGF遺伝子治療薬の米国開発費用等に充当する方針である。

2026年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比52.2%増の13.30億円、営業損失が102.30億円、経常損失が102.40億円、親会社株主に帰属する当期純損失が102.50億円とする従来予想を据え置いている。

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