米10月ダラス連銀製造業活動指数は13.4と、9月9.8から低下予想に反し、上昇した。昨年1月来で最高。4カ月連続の成長拡大となる。重要項目の新規受注は落ち込んだが、主に見通しの改善や不透明感の後退が奏功したと見られる。現状の見通し不透明感は7.9と、8月以降で最低。新規受注は9.3と7月以来で最低となったものの、10カ月連続で成長圏を維持した。企業見通しは16.1と、8.7から上昇。現在の雇用は冴えず。11.6と、15.1から低下した。ただ、6カ月先の雇用は31.5と、18.1から上昇した。
同時にコストの上昇が顕著に見られる。原材料コストは55.3と2022年6月来で最高。販売は29.9とやはり2022年6月来で最高を記録した。
他の地区連銀製造業も同様に成長が見られ、11月2日に発表が予定されている全米製造業活動を示すISM製造業の10月分も改善が見込まれている。
堅調な経済や物価の高止まりがあらたに証明されたが、短期金融市場では連邦公開市場委員会(FOMC)が10月会合で政策金利を据え置くと、依然90%が想定している。
◇米10月ダラス連銀製造業活動指数:13.4(9月9.8)
新規受注:9.3(30.7)
企業見通し:16.1(8.7)
生産:15.8(29.5)
設備稼働:13.7(23.9)
受注の伸び:16.0(19.1)
Unfilled orders:10.1(22.7)
出荷:8.4(24.8)
Delivery time:7.3(17.5)
商品在庫:-10.9(-9.5)
原材料支払いコスト:55.3(52.2)
売り上げ受け取りコスト:29.9(27.6)
賃金:20.8(27.4)
雇用:11.6(15.1)
労働時間:10.1(5.6)
設備投資:11.9(8.5)
見通し不透明感:7.9(11.3)
6カ月後
将来の活動:38.1(9月20.8)
企業見通し:31.1(31.5)
生産:39.4(40.3)
設備稼働:37.8(38.8)
新規受注:41.9(39.5)
受注の伸び:34.8(29.2)
Unfilled orders:8.0(13.8)
出荷:43.1(39.2)
Delivery time:6.7(13.9)
原材料コスト:0(1.8)
売り上げ受け取りコスト:41.0(42.8)
賃金:46.7(48.3)
雇用:31.5(18.1)
労働時間:15.2(14.5)
設備投資:22.2(23.1)
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