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「LINE」が上場手続きを再申請!盛り上がる関連企業銘柄

2015年にIPOが期待される企業の1つ「LINE」が東京証券取引所への上場手続きを再申請していたと2日午前に報じられました。同社は昨年9月に事業の成長を優先させるためとして昨年内の上場見送り発表していましたが、ここに来て動きがありました。この件に、市場も素早く反応。関連企業の株価が軒並み上がっています。

関連企業ってどんなものがあるの?

ここでポイントとなってくるのが関連銘柄です。関連銘柄とはその企業にサービスやリソースを提供するなど、その会社を支えるような仕事をしている会社のこと。その企業のポジティブなニュースに引っ張られるよう株価がアップする事が見込まれます。

では「LINE」を例に挙げて考えてみましょう。

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アドウェイズ<2489>は「LINE」と代理店契約を結び、「LINEフリーコイン」を販売している企業です。「LINE フリーコイン」とは、LINEが選定した特定のアプリをインストールすると、LINE内の仮想通貨である「LINEコイン」が付与されるというインセンティブが付いたアプリ紹介サービスです。獲得したコインは有料スタンプの購入に当てることができるため、費用を負担せずに有料スタンプを買えるのが魅力です。

ガイアックス<3775>は企業がLINEを使ったプロモーション活動をする、「公式アカウント」「LINE@」の運用支援を行っている企業。
また、LINEに人気のスタンプを提供しているエムアップ<3661>やメディアシーク<4824>、ディー・エル・イー<3686>占いコンテンツを提供しているメディア工房<3815>、LINEゲームの製作を行うマーベラスAQL<7844>、エイチーム<3662>も注目が集まっています。

4月2日の前場が終了した段階ではどこも前日終値よりも高値を付けており、アドウェイズ<2489>、エムアップ<3661>、メディア工房<3815>に関してはストップ高に。しかし、まだ正式に上場することを発表した訳ではありませんし、また、この高騰に乗じ、利益確定をする投資家が出てくることも考えられるため今後も安定して高値が続くとは考えにくいですが、昨年7月の段階で、全世界での利用者数が4.9億人いるという注目企業の動向ということで今後も目が離せない展開が続きそうです。

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