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ドル高・株高は警戒水準、トランプの本心を見極めたいタイミング=持田有紀子

大統領選が終わって、不透明要因がひとつ消えたということになり、マーケットでは大いにリスクテークの流れとなっている。そしてドル円は昨夜の海外市場で109円台に乗せてきた。これは6月上旬のレベルなので、およそ半年ぶりの水準にまで戻しきったわけである。(『持田有紀子のグローバル投資術~日経先物、FXの投資戦略に最強の味方~』持田有紀子)

※本記事は、『持田有紀子のグローバル投資術~日経先物、FXの投資戦略に最強の味方~』 2016年11月16日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:持田有紀子(もちだゆきこ)
慶応義塾大学法学部政治学科卒。野村証券入社、本社・商品本部で株式トレーダーを経て、女性初の総合職として本店営業部へ。株式オプション課や営業課を経験する。退社後は人事コンサルティングの分野で活動し、行動科学や心理学に基づく人事評価のためのコンピテンシーモデルの開発などに携わる。2005年にアルジャントレード(株)を立ち上げ、海外の先物市場や外国為替取引のノウハウの蓄積を活用した投資情報サービスに関わっている。現在、同社における代表取締役。マネーコンサルタント。

足元の上昇は、市場が抱いていた「トランプ氏への不信」の反動

揺り戻しに要注意

大統領選が終わって、不透明要因がひとつ消えたということになり、マーケットでは大いにリスクテークの流れとなっている。そしてドル円は昨夜の海外市場で109円台に乗せてきた。これは6月上旬のレベルなので、およそ半年ぶりの水準にまで戻しきったわけである。

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

それにともなってナイトセッションでの日経先物も17800円台に乗せてきて、ニューヨーククローズ間際には17900円台までタッチしている。米国株も歴史的な最高値圏にあり、いよいよ企業利益に見合うレベルなのかどうかを慎重に見ていかなければいけない水準に達している。

日経平均先物 日足(SBI証券提供)

日経平均先物 日足(SBI証券提供)

今のところは、トランプ氏に対する不信の反動であることが重要である。反動のついでに期待だけで持ち上がっているのである。しかし本人はドル高をまったく毛嫌いしていることに注意しておかないといけないだろう。

まあ、今はこれまでの前提が変わってしまうということで、債券なども含みポートフォリオを見直す動きも加わっている。しかしどういう形でかはわからないが、今のいいとこどりのリスクテークの動きには、大きな揺り戻しが来そうである。

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持田有紀子のグローバル投資術~日経先物、FXの投資戦略に最強の味方~』(2016年11月16日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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