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【魔水】3月10日暴落説?「売り崩すならイベント通過後」の声も=櫻井英明

【データ】SQ週の日経平均の高値と安値の差

過去を振り返ってもあまり意味はないが、SQ週の日経平均の高値と安値の差。

  • 2月223.24円、1月1441.48円、12月790.76円
  • 11月336.92円、10月568.93円、9月1354.90円
  • 8月643.91円、7月1312.80円、6月528.62円
  • 5月203.23円、4月764,71円、3月758.74円
  • 12月以降の過去3か月のSQ週以外の値幅は837円
  • 昨年来のSQ週の平均値幅は866円

実はそんなに差がないことになる。

NYダウは109ドル安の16964ドルと6日ぶりの反落。NASDAQは59ポイント安の4648ポイントと続落。S&P500は22ポイント安の1979ポイント。ダウ輸送株指数は207ポイント安の7478ポイント。3市場の売買高は約108億株。

CME円建ては大証比125円安の16675円。ドル建ては大証比120ポイント高の16680ポイント。

ドル円は112.63円。10年国債利回りは1.833%。

非公式外資系動向は2950万株売り/1620万株買い。金額ベースは108億円の売り越し(2日連続)。

売りは化学・機械・鉄鋼・ETF・自動車セクターなど。

買いは不動産・商社・精密・小売・電子機器・銀行・薬品・陸運・サービスセクターなど。
売買交錯は電機セクターなど。

225先物はGS・JP・ナティクス・メリル・みずほ・ニューエッジが買い越し。ドイツ・野村・モルスタ・大和・UBSが売り越し。

TOPIX先物はみずほ・メリル・パリバ・三菱・日興が買い越し。GS・ニューエッジ・野村・ドイツ・バークレイズが売り越し。もっともSQ3日前の手口であり所詮方向性はない。

外資系等はアイン<9627>、SUMCO<3436>、三菱電機<6503>に注目。

テクニカル的にはワコム<6727>、ABC<2670>、ブロードリーフ<3673>、東邦鉛<5707>、OSJ<5912>、フランスベッド<7840>が動兆。

【関連】ジム・ロジャーズも警鐘 戻り相場の限界点と「3月10日大暴落」説=高島康司

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兜町カタリスト』(2016年3月9日号前場)より一部抜粋

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