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デジタル人民元を急ぐ中国。ビックブラザー習近平は通貨覇権を握るか=久保田博幸

米国の独占的地位を打ち破る?

復旦大学(上海市)の孫立堅教授はデジタル人民元について「中国は新たな決済システムネットワークをつくり、米国の独占的地位を打ち破る能力を持っている」と主張していたそうである。(26日付日経新聞)

広東省深せんや五輪会場など5カ所を実験エリアに選定。深せんでは12~18日、市民が買い物などの決済に使う大規模実験をした。4万7,573人が1人200元(約3,100円)ずつ受け取り、合計876万4,000元の決済を終えた。実験を北京の市内や天津市、上海市、広州市、重慶市など主要都市を網羅する28地域に広げるそうである(26日付日経新聞)。

念のため、今回のデジタル人民元には、ビットコインなどの仮想通貨と異なり、デジタル人民元はブロックチェーン、すなわち取引の認証に銀行を必要としない分散型台帳技術は使われていない。

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image by:Novikov Aleksey / Shutterstock.com
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牛さん熊さんの本日の債券』2020年10月26日号より
※記事タイトル・リード文・本文見出しはMONEY VOICE編集部による

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