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日経平均は119円高でスタート、ソフトバンクGやKOKUSAIなどが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;50527.13;+119.34
TOPIX;3423.51;+5.53

[寄り付き概況]
 26日の日経平均は119.34円高の50527.13円と続伸して取引を開始した。前日25日の主要欧米株式市場は休場。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の主要欧米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、引き続き、年内の少額投資非課税制度(NISA)枠利用に伴う個人投資家の買いや12月決算銘柄の配当権利取り狙いの買いが株価下支え要因となった。また、年内の警戒材料はほぼ出尽くしたとして、「掉尾の一振」に期待する買いも指摘された。一方、海外投資家の多くが休暇となる中、積極的な買いは限定的となっている。また、日経平均は昨日までの4日間、50500円を超えた水準で売りに押される展開が続いており、上値の重さが意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比横ばい。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.6%だった。11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.18倍で前月と同水準。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.18倍だった。同じく取引開始前に発表された12月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.3%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.5%上昇だった。また、11月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比2.6%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.8%低下だった。

 セクター別では、その他製品、不動産業、鉄鋼、情報・通信業、繊維製品などが値上がり率上位、鉱業、保険業、電気・ガス業、空運業、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、KOKUSAI<6525>、楽天グループ<4755>、ファーストリテ<9983>、野村マイクロ<6254>、すかいらーくHD<3197>、JX金属<5016>、任天堂<7974>、日本製鉄<5401>、キオクシアHD<285A>、大塚HD<4578>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>などが上昇。他方、東京電力HD<9501>、ホンダ<7267>、良品計画<7453>、丸紅<8002>、武田薬<4502>、INPEX<1605>、ENEOS<5020>、三菱商<8058>、信越化<4063>などが下落している。

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