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目先底を意識した押し目狙いの買いを誘う

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 5日の日本株市場は買い先行で始まり、買い一巡後は下値の堅さを見極めながらの押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。4日の米国市場はNYダウが238ドル高、ナスダックは290ポイント高だった。イラン情勢の混乱が長期化するとの懸念が和らぎ、原油相場の上昇が一服した。ADP雇用統計やISM非製造業景況指数の強い結果も買い安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比2120円高の56370円。円相場は1ドル=157円00銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで開始早々に56000円台を回復し、終盤にかけて一時56480円まで急伸する場面がみられた。前日の急落部分を一気に吸収してきたことで、先物主導で買い戻しの動きが強まりそうだ。昨日の日経平均株価はマドを空けての下落で25日線を割り込み、75日線に接近する場面もあった。シカゴ先物にサヤ寄せすることで、25日線の攻防が意識されそうだ。

 まずは同線を明確に上抜けてくるかを見極めたいところであろう。同線が心理的な抵抗線として意識されてくるようだと、戻り待ち狙いの売りが入りやすいと考えられる。反対に明確に上抜けてくるようだと、前日の急落で目先底を意識した押し目狙いの買いを誘うことになりそうだ。東証プライムの騰落銘柄は連日で9割を超える全面安だったことで、インデックスに絡んだリバウンド狙いの買いが入りそうである。

 中東情勢の緊迫化など楽観は禁物であるほか、米国ではADP雇用統計が予想を上回ったことで、週末に発表される雇用統計への期待も高まりやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。また、エヌビディアなど米ハイテク株が買い直されており、東京市場においてもアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を牽引することが期待されよう。前日に4%を超える急落となったグロース250指数の反発も意識されやすく、個人投資家主体の中小型株物色も強まりそうだ。
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