fbpx

ミライアル株式会社:2026年1月期通期決算説明会文字起こし(1)

マネーボイス 必読の記事



ミライアル<4238>

■2026年1月期決算説明会を受けてのFISCOアナリストコメント
・同社の優位性は、主力のプラスチック成形事業における半導体シリコンウェーハの輸送・保管用樹脂容器(FOSB*など)で世界トップクラスのシェアである。プラスチックの金型設計から精密成形、自動化装置開発までを同社単独で行う技術力と、国内外の主要ウェーハメーカーとの強固な取引基盤が大きな優位性となっている。課題はシリコンウェーハ搬送容器以外の第2、第3の収益の柱を育てること。
* FOSB(Front Opening Shipping Box)とは、300mm(12インチ)のシリコンウェーハを製造工場間や出荷時に安全に搬送・保管するためのプラスチック製密閉容器のこと

・2026年1月期連結決算は、売上高が前期比10.2%減の125.72億円、営業利益が同64.3%減の5.11億円、経常利益が同61.1%減の5.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同42.7%減の6.06億円となった。

・2027年1月期連結業績予想に関しては、同第1四半期のみ開示している。売上高が前年同期比21.7%増の37.80億円、営業利益が同75.6%増の1.90億円、経常利益が同69.5%増の2.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.8%増の1.30億円を見込む。
プラスチック成形事業の売上高は、緩やかな回復基調の継続を見込んでいる。成形機事業は、自動車業界の動向など一部不透明な状況は継続するものの、受注状況は緩やかに回復を見込む。利益面では営業利益および経常利益は、減価償却費の増加があるものの、稼働率上昇により前年同期に対し増益となる見込み。なお2027年1月期通期連結業績予想は現時点で合理的な業績予想の算定が困難であるとして会社予想を非開示としている。

・中期成長戦略の数値目標---2029年1月期のROE11.1%へ、株主還元を強化
中期成長戦略の最終年度の2028年度(2029年1月期)に、売上高239億円、営業利益47億円、営業利益率20.0%、ROE11.1%を目指す。2026年1月期から、新たに配当性向の指標を「総還元性向またはDOE」に見直し、株主還元を強化し、「総還元性向30%またはDOE2%」のいずれか高い方を下限とした安定配当とする方針である。これにより、PBR1倍を恒常的に達成し、中長期的な企業価値の最大化を目指す意向である。

・既に足掛かりを得ている分野を起点に成長への先行投資
2029年以降の第3創業期に向けて、中期成長戦略に沿ってシリコンウェーハ搬送容器以外の第2、第3の柱を構築するため、時代に必要とされ、新たな成長が見込める事業分野において、強いブランドバリューを持つ企業に対し、先行投資としてキャッシュを配分しM&Aを実行する。

ミライアル株式会社:2026年1月期通期決算説明会文字起こし(2)に続く
いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー