巴川コーポレーション<3878>は7日、2027年3月期第1四半期(26年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.5%増の101.07億円、営業利益が同136.8%増の8.75億円、経常利益が同96.3%増の8.93億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同95.8%増の5.93億円となった。主要4セグメントの概要と2027年3月期通期の業績見通しは以下の通り。
トナー事業の売上高は35.83億円(前年同期29.36億円、前年同期比22.0%増)、セグメント(営業)利益は3.65億円(同2.23億円の利益、同比63.1%増)となった。中東情勢の不透明感などから顧客の前倒し発注があったほか、円安による海外関連売上高の嵩上げなどにより増収・増益となった。
半導体・ディスプレイ関連事業の売上高は23.40億円(同18.12億円、同比29.1%増)、セグメント(営業)利益は4.24億円(同3.22億円の利益、同比31.7%増)となった。光学フィルム製品が好調だったことに加え、半導体実装用テープについて、中東情勢の不透明感などから顧客の前倒し発注があったほか、製品価格改定を進めたことなどにより増収となった。
機能性シート事業の売上高は30.76億円(同28.26億円、同比8.9%増)、セグメント(営業)利益は1.37億円(同0.11億円の損失)となった。機能性不織布ユニットの特殊抄紙技術を活かした製品が売上を伸ばしたほか、製品価格改定を進めたことなどにより増収となった。
セキュリティメディア事業の売上高は10.29億円(同8.74億円、同比17.7%増)、セグメント(営業)利益は0.68億円(同0.2億円の利益、同比160.9%増)となった。コンビカードの販売が引き続き好調だったほか、通帳類等の重要印刷物が増加した。
2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比8.6%増の386.00億円、営業利益は同1.1%減の16.00億円、経常利益は同8.3%減の17.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同25.9%減の7.00億円とする7月23日発表の上方修正の計画を据え置いている。
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