■ダイナムジャパンホールディングス<06889/HK>の会社概要
1. 沿革
同社は1967年に、現 取締役兼相談役の佐藤洋治(さとうようじ)氏の父である佐藤洋平(さとうようへい)氏が設立した佐和商事(株)が起源である。1970年の創業者急逝に伴い、当時(株)ダイエーに勤務していた長男の佐藤洋治氏が事業を継承した。
同社は大卒者の新卒採用、郊外型店舗及びローコスト店舗の出店、労働組合の結成、並びに低貸玉店舗の全国展開など、パチンコホール業界における各種施策を他社に先駆けて導入してきた実績を持つ。佐藤洋治氏は、国内への導入初期段階であったチェーンストア理論の知見をダイエーでの勤務を通じて得ており、経営を引き継いだ後は一貫して同理論をパチンコ店経営に応用することで業容を拡大してきた。同社が展開するローコストオペレーションも、このチェーンストア理論を基盤として構築されている。
同理論に基づく経営思想は企業文化として浸透しており、顧客第一主義や情報開示、コンプライアンス経営といった要素を早期から経営理念に組み込んできた。これらの取り組みが強固な経営基盤の構築に寄与し、2012年8月の香港証券取引所への上場につながった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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