14日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。前週発表された米インフレ指標は高止まり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測は根強い。ただ、日銀のタカ派的な政策姿勢が予想され、引き続き円買いが重石となりそうだ。
前週末に発表された米消費者物価指数(CPI)は前年比で横ばい予想と一致し、前月比で加速。コア指数は前年比で鈍化したものの、前月比では予想を上回った。一方、湾岸諸国とイランの外相レベルの会談が報じられると原油相場は値下がりし、ドル買いを弱めた。ユーロ・ドルは1.16ドル付近で下げ渋り、ドル・円は153円前半からの戻りは限定的に。週明けアジア市場はドル買いに変わりはなく、米金利高でドル・円は小高く推移した。
この後の海外市場は日米金融政策に思惑が広がりやすい。直近の米インフレ指標は鈍化せず、15-16日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ予想は8割超に達している。長期金利は高水準に再浮上し、ドル買い地合いは継続。中東の和平に向けた動きはみられるものの、実現には時間を要するとみられドルは売りづらい。一方、日銀は17-18日開催の金融政策決定会合で0.25%の利上げが織り込まれたが、年内の追加措置への期待は継続し、円買い圧力がドルの重石となりそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
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