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韓国で「モリカケ級」2つの不動産投機疑惑。捜査前に2名自殺、文政権の致命傷となるか

関係者が2名も自殺。疑惑が「確信」に変わった

だが、この発表がLH職員を追い詰めたようだ。LH職員幹部が12日に自殺を図った。自殺したのは50代とのこと。ソウル郊外の京畿道城南市内のマンションの敷地内で血を流して倒れているのを発見され、病院に運ばれたが死亡したという。遺書には「国民に申し訳ない」と書かれてあった。

しかし、自殺したのはこの幹部だけではない。

13日午前10時に京畿道坡州(キョンギド・パジュ)の小屋の近くでBさんが死亡していた。このBさんは先ほど自殺したLH坡州本部に次長として在職していたようだ。

どちらも自殺して追求から逃げたかたちだろう。この時点で不動産投機疑惑は「確信」に変わる。なぜなら、京畿北部警察庁不動産投棄違反特別捜査隊で事実関係を確認する予定だったからだ。

そんな中、13日に韓国国土交通相が辞任した。自殺した職員の責任を取ったからか、それとも自らが不動産投機に関わっていたからなのかは定かではない。とはいえ、20人以上が不正取引を行っていたのだから組織的な犯罪である。

この事件が公に報道されたことで韓国民の怒り爆発。文在寅大統領の支持率が前回の40%から38%に下落した。

疑惑その2:文在寅大統領の娘「ムン・ダヘ」氏による不動産投機

すでにLHの不動産投機疑惑だけでも韓国中を沸かせる重大事件になっているが、もう1つは文在寅大統領の家族にまつわる疑惑だ。

以前、娘のダヘ氏一家がタイへ移住するということがわかり、私もブログで取り上げた記憶がある。調べると2019年1月30日の中央日報にあった。少しだけ引用する。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の娘ダヘ氏家族が昨年住んでいた家を売却し、現在海外在住という事実が明らかになった。自由韓国党の郭尚道(クァク・サンド)議員はダヘ氏の小学生である息子が現在東南アジアにあるインターナショナルスクールに在学中だとし、その背景を明らかにすることを求めた。

出典:【社説】文大統領家族の海外移住…国民は知りたがっている | Joongang Ilbo | 中央日報(2019年1月30日配信)

このとき、ダヘ氏家族の移住が、文在寅の娘婿ソ氏が勤めていたゲーム会社に対する政府支援金の横領・流用疑惑があったことでわりと注目されていたが、それもいつの間にか有耶無耶になった。そして、家を売って移住したわけだが、それで終わりではなかった。

なんと、ダヘ氏は2019年5月、集合住宅を7億6,000万ウォン(現在のレートで約7,300万円)で購入していたようだ。しかも、ローンを組まないということは現金を持っていたことになる。この集合住宅を今年2月5日に9億ウォン(約8,600万円)で転売して、1億4,000万ウォン(約1,300万円)に達したという。

タイに移住しているはずなのに、なぜかソウル市永登浦区楊坪洞の集合住宅を購入して転売。まさに不動産「投機」である。

しかも、青瓦台報道官が不動産投機で辞任してからわずか1カ月という時期だったそうだ。つまり、家族は堂々と不動産投機を行っていたことになる。

しかも、これだけではない。

Next: 特権階級だけが儲かる社会に国民の不満噴出。文政権の支持率は急低下

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