いずれ家計破綻する可能性が高い
さて、並行的に大切なことなのですが、「いずれ家計破綻する可能性が高い」です。双方の反省と改善が必須といえます。
結婚した途端に節約する方はいますが、途端に年収が上がる人はまずいません。むしろ出産に伴って年収が下がります。
一方、仮に子どもを2人望むとすれば、結婚後は月20万円ほど貯金が必要です。子1人でも月15万円は必要といえます。
現在のままの2人でもかなり厳しく、年収が下がればなおさらです。
彼女に節約や年収アップを求められるか?
今後を考えれば、年収アップが必須といえます。または、かなりの節約が必須です。
一方、話を聞く限り現状の2人は、彼女さんはお金のことを頼る姿勢であり、あなたは見栄を張る性格のように思えます。大きな年収アップも節約も厳しいかと。少なくとも、今のままでは怖いところです。
あなたは今後、年収アップできますか?彼女に節約や年収アップを望めますか?
破局の覚悟さえ必要かもしれません。ただ、仮に別の女性との交際になっても、あなたが同じなら結果も同じかと。本件も、あなたが招いた結果といえます。
今の結婚は十分な節約と共働きが必須です。彼女さんもですが、まずはあなた自身、未来を見据えて反省・改善しましょう。
貯金ナシでの結婚はよくあること。現状の収入・支出では家計が危うい
最後にちょこっと。
散々オゴって貯金ができず責められた。彼女さんにも色々と落ち度はありますが、あなたも色々と問題ですね…。
ひとまず貯金ナシでも結婚は大丈夫です。実際そういう人も少なくありませんし、ご祝儀や援助も期待できます。これはこれで理解しておきましょう。
ただ…結婚後の生活は極めて怖いです。双方が態度や考えを改めなければ、結婚に関わらず家計破綻しかねません。冷静に2人で今後を話し合いましょう。
『婚活FP山本の実例分析書 〜運命の出会い、その先を見据えて〜』(2021年11月5日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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婚活中の方、ご成婚された方 こんにちは。婚活FP山本と申します。 昨今は空前の婚活ブーム! …引いては婚活が厳しい時代です。 ご結婚に至っても、3組に1組は離婚する時代。 大変な時代ですね。 ここでは、私が実際にお受けした相談内容を元に 男女の心理差や経済的な側面を主として なぜダメなのか?どうすれば良かったか?を分析し 実例として、皆様にお届けさせて頂きます。 なお、私は「現実的な結婚」を支援しています。 そして、実例は男女の本音が登場します。 このため、皆様の夢を打ち砕く内容も多いかと思いますが ご容赦の上でお読み頂き、ご活用下さい。