カザフスタンが米露関係の大きな問題に
ロシアのプーチン大統領は、この暴動に海外の勢力が加担して火種を大きくした可能性があると示唆するなど、たいそうご立腹です。
ですが、どうやらこれもまんざら嘘ではなさそうで、すでに8,000名も拘束している中に、かなりの数の外国人テロリストのような輩が混じっていることが明らかになってきています。
とにかく反ロシア政権が誕生することだけは、CSTOの軍隊がウルトラ即時介入したことで防ぐことに成功しています。
ということで、ウクライナの問題と並行して、このカザフスタン問題も米露のかなり大きな問題になりそうな状況になってきています。
実は隠れた資源国
このカザフスタン、内陸国で目立ちませんが、実は相当な資源国です。
原油や天然ガスをはじめ、ほぼありとあらゆる天然資源の宝庫で、ウラン埋蔵量も世界最大となっています。
それだけに周辺国が関心を示すのは当たり前で、上述のCSTOに加盟しているだけではなく、上海協力機構・CSOのメンバーでもあることから、中国の一帯一路にも参加しています。
さらにイスラム教の国として、イスラム協力機構・OCIやトルコが主導するチュルク評議会のメンバーでもあるという、かなり複雑な立場にあります。
海外勢が暴動に関与したなどとプーチンが触れ回ると、かなり角が立つことが窺われます。
バイデンのファミリービジネスが再び話題に
ジョー・バイデン氏については2020年の大統領選挙の時の報道で、副大統領だった地位を利用して様々なファミリービジネスを行っていて、それを取り仕切っているのが馬鹿息子のハンター・バイデン氏であるという情報がかなり出回りました。
しかし大統領選出の後は、すっかりその手の噂は聞かれなくなっています。
しかし、今回このカザフスタンで前治安機関トップだったマシモフ氏が拘束されたことにより、バイデンファミリー、とりわけハンター・バイデン氏が非常に緊密な関係であることが、また取り沙汰されることとなっています。