晩婚世帯にかかる介護・教育費・老後資金
ライフプランニング表を作る時は、ご両親の年齢も考えてみてください。
親の介護は、寿命のつきる5年前くらいに始まります。前述した平均余命を見てくださいね。
現在の年齢から、平均余命で試算してみましょう。
ライフプランニング表を作ると親の介護と、自分の老後と、子どもの大学資金が同時期になる方が多いのです。そうなると介護費用、大学費用と自分の老後資金のトリプルで大きな支出が襲ってくるのです。
これは、ある程度予測できることなので、きちんとシミュレーションしてください。
親の介護費用は、親のお金でなんとかなったとしても、子どもが大学生の頃に介護で仕事に制限がかかるようになると、思うようにお金が貯められません。
ご自身の老後資産を貯め、ラストスパートの時期に収入が減るのは痛いとこです。
ライフプランニング表を作れば家計に投資を取り入れないと、資金が足りないことがよくわかります。
投資で確実に増やすには、時間がかかります。
必要な資金を逆算して、取っても良いリスクと向き合ってくださいね。
image by:JenJ_Payless / Shutterstock.com
1 2
『教育貧困にならないために』(2022年3月10日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
無料メルマガ好評配信中
教育貧困にならないために
[無料 ほぼ日刊]
人生で二番目に大きな買い物は、子どもの教育費。教育費を意識して貯蓄していますか?「実はコレだけ必要です」から、「学資保険でまかなえるのか?」「目減りしない資産管理」「我慢しない節約」「ゼロから稼ぐ方法」までを調べて実践したことを紹介しています。教育ローンに頼らず、老後資金も確保できる教育費の貯め方を伝授します。