ゴールド価格の下落は世界金融リセットの前兆か？現物なきロシア防弾チョッキの暴騰と金ETFの不気味な共通項

金融市場が危うくなると金価格は抑えられる

コロラド・スプリングスで開催された、米国ゴールドフォーラムで、First Majestic Silver社のCEO Keith Neumeyer氏は下記のように語りました。

8月JPMの元社員3人の内 2人が、長年に亘る、違法価格操作の有罪判決をシカゴ裁判所で受けた。

JPMの社員による貴金属市場の価格操作の告発の件は全く驚くに値しないと語った。

「1980年代、複数の銀行で働いたが、この違法取引は どこでも当たり前にやっていた。 貴金属取引では、或る種の風土病で皆、感染していた。毎日のようにお互いに情報交換していた。

銀市場だけではない。株式市場でも同じだし、商品取引市場でも同じだった。共同謀議と呼んでもいいよ。とにかく自分の取引で損失を出したくないのだ。雇い主の銀行のために儲けるのが仕事」

「貴金属価格が下落すると、中小金鉱山は手持ち現金が無くなり、経営そのものが追い詰められるものだ」

出典：JPMorgan spoofing convictions don’t ‘tell the whole story’ – First Majestic Silver’s Keith Neumeyer
▲7分から8分20秒位の間の発言

何か金融アクシデントがあったり、インシデントが発生すると、貴金属価格は抑えられるのです。株価の買い支えも必死の形相で行うのです。

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※本記事は、『いつも感謝している高年の独り言（有料版）』2022年10月9日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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