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老後資金を補填するなら投資信託一択。貯蓄を増やしながら生活費の確保もできる一挙両得、投信のメリット=川畑明美

運用を続けながら引き出すことが大切

3年間、毎月10万円を年利6%で運用できれば約393万円になります。

この393万円を毎月5万円取り崩した場合、年利6%で運用できれば、8年4ヶ月引き出すことができます。

また、再雇用後も体が元気ならば、アルバイトでも続けてお仕事ができれば5万円を引き出す時期を遅らせることができますよね。

現物株式では毎月お金を引き出せない

これが、投資信託でなく、現物の株式の場合は、毎月お金を引き出すのが難しいです。

100株という単元ごとでないと換金できないからです。

さらに、将来性のある銘柄としても値が下がる時期はあります。

それは投資信託でも同じですが債券と株式など、資産を分散しておけばすべてがマイナスになることは、少ないのです。

もちろん、リーマンショックや昨年の3月のコロナショックのような時は、すべてがマイナスになることはありますが、10年間に1度くらいの頻度なんです。

投資信託をメインに貯蓄をしよう

私が投資信託をメインにして貯蓄をお勧めするのは少しずつ引き出せるからなんです。

確実にお金を増やすには「時間」が必要です。短時間で増える投資は、知識や技術が必要になります。

はやく正しい知識で始めてくださいね。

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image by:Khongtham/ Shutterstock.com
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教育貧困にならないために』(2022年10月16日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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