利上げの11月やってくる
今日で10月が終わります。主要国の株価は割安感やアップルの決算などを頼りに戻りを試す局面にあります。
一方、11月に入るとFed(米連銀)をはじめ、追加利上げが次々と実施される見込みです。Fedは11月1-2日開催のFOMC(連邦公開市場委員会:Federal Open Market Committee)にて政策金利FFレートを0.75%引き上げ、誘導目標レンジを3.75%-4.00%にするとみられています。
英国の中央銀行BOE(Bank of England:イングランド銀行)も同様、追加利上げの意向を示すとみられます。
そのため、株価が回復すればするほど追加利上げも行いやすくなるというジレンマも。
「株が大丈夫ならば、インフレ退治を最優先しても大丈夫」の連想です。
一先ずFOMC後の動きを確認しつつ、次の展開を考える、そんな週となります。
11月は毎年憂鬱になります。何でってアメリカも欧州も夏時間が終わるためです。アメリカは11月6日から、欧州も今週から冬時間です。
東京とNYとの時差は夏時間の13時間から1時間加わり14時間。米東部時間午前8時30分に公表される米雇用統計も、日本の午後9時30分から午後10時30分へと1時間繰り下がります。
冬相場って、夏以上に眠いんです。
まとめ
・梨泰院では多くの方が犠牲に
・久しぶりの活動再開がもたらした悲劇とは思いたくないものの
・ベントアップ需要って、想像以上に大きいのではとも
『徒然なる古今東西』(2022年10月31日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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